青森県りんご剪定士になるために

昨日、一昨日と青森県りんご協会主催の第6期青森県りんご剪定士養成事業に参加させていただきました。
りんご剪定士となるためには3年間講習会に参加し勉強し、伝統ある剪定の匠の技を継承、高度な剪定技術を習得とともに理念と信念と実践行動力を兼ね備えなければなりません。また青森県のりんご産業のさらなる発展にも努力しなければなりません。何よりりんご人として成長しなければなりません。
古くからりんごづくりは人づくりと言われています。
開校式に続き、剪定士になるための心得として講演を聞きました。
講師は秋田義信先生といって、りんご協会の助言者であり農協学園の学園長でもあります。
りんご生産者は生活の為だけにりんごを生産するのではない。と。
その関連産業の方々も生活しているのだ。と。
例えば、生産資材を扱って方々や農機具屋さん、包装資材屋、消費地へ運ぶ運送業、りんご加工業等、それに従事している方々へ就労機会を与えることにより産業として成り立つのだと。
そぉだよなぁ~と納得尽くめでした。またそれと同時に責任も感じました。
生業。なりわいと読むのですが、普段、生業という言葉の重さを感じてませんでした。
精神的なもので主に楽しみです。大きくなったなぁ~とか、もうじき収穫できるなぁ~なんて育つ楽しみを感じ、何より収穫した農産物は自分のものです。収穫した農産物を生活するために換金するわけですが、売る楽しみということもあります。
だから農業は楽しいんだと改めて感じさせられました。
3年間の長丁場と感じられそうですが新しい生産者との仲間作りであったり、技術習得であったりと楽しみです。
りんごの樹の云う事が聞ける様な匠を目指し頑張ります。
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