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剪定とは??

剪定とは
 日中は晴天にも恵まれ1に剪定2に剪定といったところです。
 剪定とは?
 非常に堅苦しい重い感じがしますね。
 私論ですが、剪定しないですむのであれば、なるべくは剪定しない方が樹にとっては良い気がします。
 枝が繁茂するということは根が伸び活動している証拠です。
 何ひとつ生態系の中で無駄なものはありません。
 しかし、高品質なりんごを毎年生産するとなると勝手が違います。
 りんごを生産する上で、やむをえない枝だけを切るというのが剪定のような気がします。
 古い言葉に、
 「剪定とは?切らぬことと見つけたり。」
 という言葉があります。
 りんご農家の日が浅い生産者にノコギリとハサミを持たせれば切りたがって困る。という言葉を何年も前に長老から聞きました。
 自分もそうでした。
 しかし、日を追うごとに枝が厚くなり今では以前の数倍も枝量があります。
 枝が厚いということは葉面積も増え、また収量も上がるってことなのですが大事なのは収量よりも葉面積の方なのです。
 同じ長さの枝でも葉っぱのつく枚数が違うのです。
 当然多いほうが、有利なわけですが、やむをえない枝だけはどうしても切り落されるのです。

 剪定とは?
 「切らぬことと見つけたり。」

 先人はいい言葉を言い残したものですね。

 同じく、武士道とは死ぬことと見つけたり。という言葉もありますよね。
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おー、頑張ってるでば・・・

しばらくだな・・・。やっぱり枝切りと剪定は違うと思うよ。要は花芽を付けるには養分を淀ませること。養分の流れを淀ませること。空間をあけてお日様を当てる。枝の先端近くは良い花芽が付く・・・それを元をそのような状態にするには曲がり真っ直ぐで果台枝で更新。頂芽を多く着ける事。それは、切らぬ事。切らなければ勝手に花芽が付く。それから素質の良い枝を選ぶ。形から入らないこと。成る状態から徐々に作っていった方が良いと思うよ。樹作りじゃない、りんごつくりだ 。勝手にこんなこと書いてすまん・・・。や~でも剪定はおもしろい。がんばるべし。

No title

 全く持って先輩のおっしゃるそのとおりだと思います。
 その感覚を感じれるまでに10年かかりました。
 樹作りじゃありません。りんごづくりです。
 同じ樹には二度と巡り合えないし、同じ樹は二本とありません。
 やっぱり、その場その場で対処するには日々の観察しかありません。
 りんごの樹が教えてくれる事は無数にありすぎて・・・。
 だから面白いんですね。
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