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りんごの樹

 りんごの樹の剪定も、あと3日程で終わりそうです。
 りんごをつくってから16回目の春を迎えようとしています。
 今36才になるから65才まで、りんごをつくるとすれば後29回りんごの剪定をするわけです。
 もう3分の1過ぎたってことなんですね?
 栽培技術は年々進歩しているつもりで、また新しい技術も身についていますが、いつの時代、いつの時になっても、りんごの樹の生理生態だけは変わることがありません。
 りんごの樹の生態を勉強したのが10数年前で(今も勉強してますが)何ひとつ変わってません。
 
 剪定する時に素質の悪い枝や素質の良い枝の妨げになる枝は切り落とされていくわけですが落とすタイミングを誤ると樹が必要以上に繁茂し、翌年、結実不良をおこしたりします。
 また、どんなに高度な技術をもっても生態を覆すことだけは不可能です。
 すべては生態を知り尽くしたうえで良品果実を多く生産するための、お手伝いにすぎません。
 
 「観察」。

 すべては観察から始まります。
 字の如く観るだけじゃなく察することが大切なんです。
 「りんごのことは、りんごの樹から学べ!」 
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