午前つがるの収穫。
30アール縁あって買った水田にりんごの木を植え始めて実をつけた。
想った以上に収量があがる。嬉しい悲鳴だ。
午後から玉回し。すべてのサンつがるを回し終えた。
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父親の祖父のこと何て言うんだろ?ひい祖父とか聞きなれないし。わからない。昭和59年に亡くなった。明日はおれの祖父の命日。
祖父の親が9月1日。祖父が9月2日。これも何かの巡りあわせなんだろうね。
佐藤家に生まれ農家の長男だったこともあり、父親が中学んとき事故で亡くなって、りんご農家の跡取りとして生まれて。
何も知らず、オレが継がなきゃ、りんごの樹がなくなるし、我が家が無くなるんじゃないか?って今思えば勘違いしてた。気がする。笑
結婚し三人の女の子の親として・・・。男一人くらい産まれろよ!って思ったのは内緒。
いつも、いろんな話する長女。今までもこれからも我が家の頭候補としていろんなプレッシャー与えてくつもり。笑
しかし来春大学卒業にあたり自分で就職先探してきた。
農業じゃないのかよ!?
って思ってるのは俺だけみたい。
祖父の命日。
ずーっと考えてた。戦争を経験したこともあろう。心の強い祖父だった。
今だから言えるけど亡くなった遺体に、その心、決断力。分けてくれ!と一晩胸をさすった。
答えなかったけど、おれも大人になりたかったんだろうな。
今日はりんごの話はなし!
育ててくれた祖父の命日。
台風21号が接近し、心をくすぶる。
収穫期に達していないりんごを収穫させようとする。
完熟したものだけ1割に満たないが収穫する。
こんなのイヤだ。
ワイカのりんご。
軟らかい。特別早く落果防止剤散布したわけもないが、樹勢の強い樹ほど軟らかくなってる。
ジュースを搾る原料に回す。
今夜が山だ。台風21号。
昨夜は眠れなかった。夜中2度園地を回る。
暴風にさらされてるりんごを眼にし、ツライ。俺はお前らを信じてる。としか心にない。
朝になり、全園地を回り、仏様や神様に御飯をあげる。
ありがたや。ありがたや。
早朝3時地震で目が覚める。
また寝るものの4時過ぎに目が覚め新聞を取りに行く。テレビをつけて北海道大地震を知る。
北海道の知り合いの無事を確認する。
台風での落果はすくないものの傷が多い。
サンつがるの丸葉2回目の収穫をする。周りでは、つがるがほとんど生っていない。
23年前就農した時は、9月13日に1回目の収穫をしている。
本来9月中はサンつがるなのだ。
JAの出荷基準に期日というのがあって早いほど高単価で販売されている。
ようは早ければ金になるということだ。
インターネットにホームページを持ってる生産者ですら、何々にこだわってますとか、やれ低農薬です!とか抜かしてるが、サンつがるの本当の旬は今なのだ。
天気予報は雨なのだが降らずにもってくれた。ありがたや。
次女のソフトボールの応援に午前行ってきた。よく頑張っている。
帰ってから早生ふじの葉摘み。