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あっというまに10月

あっというまに10月を向かえました。
りんご園での今年の作業も残り50日をきりました。
台風18号は心配ですが自然には勝てないし危機管理を高くもって仕事に向かわなければなりません。
ニュートンが示したようにりんごは落ちるものです。

10月は様々なりんごの収穫と最後のサンふじの着色管理作業に大忙しです。
収穫適期を見ながらりんごの収穫をしたり、その合間をみてサンふじの着色管理。

今年でりんごづくりをはじめて20年になりますが、まだまだりんごの気持ちを理解するまでには至りません。
りんごの声が聞こえるように耳を研ぎ澄ませてますが観察力が足りないのでしょうね。

もっともっと精進します。
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次から次へと


次から次へと今の時期になると台風が猛威をふるう。またかぁ?もう勘弁してくれと正直思う。
来ることを想定し作業するのだが来ないことを祈るだけだ。来てからでは手の打ちようがない。

主食は何か?

先般米の買い付け値段が言いはなたれた。
再生産できない価格であった。
どんだけ、耕作すれば採算が合うんだろ?

我が家の娘も好んで毎朝パンを食べます。
しかし、言葉はキツいが言い換えれば米はいらないということに結び付くようなきがします
もっと言い換えれば国産米の需要が少なくてもいいし、何より余ってる米を作る必要性もないし…。
どうなるんだろ?
いつかは米に泣くよね?日本人は。

家業から企業へ。

Facebook内のやりとりで、またもこの言葉に出くわした。
世は農業で起業する人材を求めてることは重々承知だ。
もともと、家業で成り立つ農家すら今の御時世難しいのに起業するとはどのような方程式で解決するのだろ?
家族に専従者給与は支払うものの、ほとんどの農家は専従者給与で生活していることと推測する。
所得向上の為に家族内で新しい事業に挑戦することも悪くはないが、必ず失うものもある。
儲けの裏には必ず損がある。
そもそも農業者が農産物を生産し換金するわけだが、これを儲けと言うのだろうか?
対価を得ただけであって、儲けとは違うように思う。
起業するということは、そもそも儲けなければ成立しないし、絶対に成功するわけがない。
家業から企業へなんて自分の中では有り得ない話だ。

蜜入りりんご

今の時期の日中はサンふじの着色管理作業してます。
今年のりんごは蜜入りが早く美味しく仕上がる感じがします。
私も蜜の入ったサンふじを好んで食べますが蜜入りりんごにも障害があるんです。
それは、平年であれば正月すぎくらいから蜜は果肉に散っていき、知らぬ間に消えるのですが、うまく果肉に散っていけないときは障害が起こります。褐変といって蜜が黒ずんで最後には腐りだします。
蜜がたくさん入ることは喜ばしいですが、やがてこれが苦情になることもあります。
私も外部から見て判断しますが、見落とすこともありますし、見抜けないこともあります。こうしたこともお客様からの苦情から毎年学ぶことがあります。
蜜=美味しいってわけじゃないのですが、半分に切った際の感動なんですよね。
今年は褐変が起こらないことを祈るばかりです。

忙し。

我が家から車で30分くらいのところに酸ヶ湯温泉がある。先日17センチの初雪が降ったと報道された。30分くらいの八甲田山の中の温泉だ。
もうじき里にも初雪の便りが届く。
王林、サンふじ、金星、はるかと収穫が続く。今年の集大成だ。
何としても雪の中の収穫だけは避けたいところだが自然は待ってくれるのか?
急がなきゃ。
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