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家族の死

93才の祖父が2日の夜に亡くなった。
自分が中学の頃に親父が事故で亡くなってるから、それ以後は親父のような存在だった。
酒が大好きで、酔っぱらって帰った来ると難しい話をすることも多々あった。
そんな祖父を大嫌いだった。
自分が就農し、一番喜んでくれたのは祖父だった。
80才くらいのとき、脳梗塞に倒れ畑仕事を引退した。弱った顔を見るたびに、可愛がってもらったなぁー。と思う。
期待されてたんだなぁー。と。

親父を早く亡くしたせいか、祖父は心の支えだった。俺もこんな親父になりたい。
心の中では永遠に生き続ける祖父。
ありがとうの言葉では感謝しきれない。

安らかに眠って下さい。
オド、ありがとう。
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作業の遅れを取り戻せ

祖父の葬儀を終え、遅れ気味の作業を平年並みまで戻そうと早朝からの作業をしています。
サンつがるという品種の収穫に大忙し。
猫の手も借りたい状態です。
今年のりんごは平年より開花が早かったせいもあり、生育がすこぶるよく大きな果実に仕上がっています。重ねて、朝晩の冷え込みで例年以上に着色がよく、食べても満足な仕上がりです。
収穫が始まると朝食は朝フルの生活です。
朝にフルーツを食べるのが一番健康にいいようです。
午前収穫した果実はその日のうちに発送します。
あんまり、宣伝するのは好きじゃないけど、今年のりんごはホントによく仕上がった感があります。
よかったら皆さんよろしくお願いします。

おじいちゃん、おばあちゃんが教えてくれたこと

りんごの着色管理に加え稲刈りも始まり超繁忙期に突入しました。
先日、今年の米価が発表され間違いなく再生産できる価格を下回りました。
再生産できる農家ってのは、とてつもなく大きな規模の農家だけのような気がします。
原因は米が余ってるから・・・。
しょうがないのでしょうね。

単純に作らなければいいだけの話。
小さいころ、おじいちゃん、おばあちゃんが耳にタコができるくらい言った話に米を粗末にすれば目が見えなくなると。
なんの目なのかはわかりませんが、私は今でも信じております。
再生産価格を下回ったということは作れば作るほど赤字が、かさむということです。
後日、改めて書きますが大変な世の中になったことは事実です。
国は農業者を見捨てたのかも知れませんし、また今の政党にとっては農業が足手まといなのかも知れません。

このことだけは一生忘れません。
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