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とりとめのない話

 これからの御時世は価値を創出する企業なんてフレーズを良く耳にします。
 価値を創出する。価値を創り出す。一緒ですね。
 品質と価値。
 難しいけど、これを乗り越えるしかありません。
 りんごづくりは徹底して高品質りんごを目指します。
 自分で育てた我が子のようなりんごを手放すときには価値を創出して適正な価格で販売する。
 自分の中では品質ってのは属姓って言うんでしょうか?
 特別、心に響くものは価値。
 こんな捉え方かな?
 
 難しいが、二次産業のプロであったり三次産業のプロってのは売価を決めるために原価計算ってのがあるんだよね?
 そのモノの原価の為の原料を作るって絶対負けないはず。
 そのモノを作るための原料ってあるはずだし、そもそもターゲットを絞るって原料からって難しいよね?
 
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飲みすぎ

 今年のりんご生産も剪定作業からすでに始まっております。
 しかし、行政が主催する講演に参加させてもらったりとオフのシーズンを満喫させていただいております。
 それと同時に各組織の総会に参加し、終われば必ず懇親会。
 懇親会=飲み会。
 一昨日は朝1時。今朝は帰ってきた時刻が朝の2時半。
 さすがに5時くらいに目が覚めはしたものの、撃沈。起きれるはずもなく・・・。
 しかも、昨日は妻の誕生日・・・・・・・・・・・。

 罪滅ぼしも兼ねて、近々ディナーを計画しています(笑)
 

欲しいものはお金じゃない。りんごだ!

 今日は朝から晴天に恵まれ終日剪定してました。
 りんごの樹は休眠期といって今の時期は眠っております。
 樹に気づかれないように、刺激のないように切る枝、ときには大胆にこれでもか!と言わんばかりに鋸で方向転換します。
 専門用語で樹形を壊す。と言うんですが、このタイミングが難しいんですよ。
 消費者に言わせればオタクの世界かも知れません(笑)
 いつも頭にあるのは専門的ですが頂芽数が増えるような剪定を心がけています。
 頂芽数が葉っぱの枚数を稼ぐとともに、そもそも葉っぱの枚数を稼ぐって表現が難しいですね。
 単純に枝の素質によって葉っぱの付き方が違います。
 同じ長さの枝だと仮定すれば葉っぱが一枚でも多くついたほうが結実した際の果実には有利に運びます。
 要は葉っぱの枚数を一枚でも多くつけれるような枝を選び抜いてるのかも知れませんね。
 それと同時に切ることの刺激によって新しい枝を出すことと。
 最終的には品質の高いりんごを昨年よりも一つでも多く収穫することに目標をおいています。
 一つでも多く収穫すれば同じ値段であれば収入が増えるわけですが、こんなことを言ってるのではありません。
 その収穫されるりんごをどのように展開するのか。
 ビジネスとしてのりんごと言えばよろしいのでしょうか?
 なんか、ビジネスと言えばりんごに失礼な気はしますが、りんごとともに成長してるのかも知れません。
 だから、お金じゃないんです。
 お金よりも欲しいのはりんごだ!!!
 
 

自然と科学

 六ヶ所村に新しいポンプが設置された。
 移動式ポンプ車だ。
 毎分15000リットルの水を汲み上げ、ポンプで散水できるそうだ。
 毎分15000リットルって・・・。
 すごいポンプだなぁって思った。

 目的は放射性物質の拡散を防ぐためにだそうだ。
 
 本気で自然に勝つつもりなんだろうね。

 どんなに科学が進歩しても生命そのものを生み出すことは永遠に不可能だろうし、科学が自然に勝てるわけがない。
 利権以外のなにものでもない。
 

今冬一番

 今朝起きたら40センチほど雪が積もっていた。
 今冬一番の積雪であった。
 数年前にショベルカーを購入したので庭先の雪片付けは苦にならないが、このショベルカーのおかげで昨冬の豪雪も乗り越えれた。
 庭先をすばやく片付けることができるために園地にも出向ける。

 今日は朝方から天気が不安定だったため、昨年産の収穫したりんごの、青実りんごと小玉りんごを選果し弘前市の市場へ出荷した。
 80箱ほど、すべて出荷した。
 明日の競りにかかるそうだ。
 思いのほか高値であればパソコン購入資金にあてる予定だ。
 明日が楽しみだ。

センス

 イギリスの学者が「人を他より気高くするのは、どれだけ他の人より感じれるかである」と言った書を見た時ビビビビッときた(笑)
 グサッときた。表現が難しい・・・。

 成功者とか敗者という言葉は使いたくないが、その差って何?と考えたとき感性以外の何者でもないと思う。
 感性とは何ぞや?
 私はセンスだと思う。
 センスといえば天性と誤解されそうだが、私の言いたいのは感じる力のことです。
 感じる力の強いものほど才能を発揮できそうな気がします。
 
 農家の仕事・・・。
 それは対策の積み重ねの他ならない。
 どこまで危機感を持って対策できるか?
 危機管理の高い人ほど、いい仕事ができる。
 その高さって無限大。

 明日のこと、あさってのこと、来年のこと、将来のこと。時世のこと。
 すべてはセンス。
 
 どれだけ、やったかじゃない。どれだけ感じれたかなんだ。 

冬の農業

 20日の夜行列車で札幌の向かい21日の夜行列車で青森へ帰るという強行な旅へ出かけてきました。
 20代の頃とは違い体は疲れでズタズタです。
 旅の目的、それは価値観に触れる。
 他人の感性に触れるってことなんでしょうか?
 ものづくりに生きてる方の価値観っていうか、仕掛け人っていうのか、表現が難しいですね。そんな方とお会いするのが目的で行ってきました。
 
 農業経営ってのを車に例えると右のタイヤが栽培技術。左のタイヤが販売技術。
 両輪が上手く駆動して車は真っ直ぐ走ります。
 今回は左のタイヤを上手く駆動させるための勉強です。
 もっと大きく考えれば人生の勉強ってなるのかも知れません。
 同じ農業者4人で行って来ました。
 四六時中の会話は常に農業。
 24時間365日農業の話題です。
 これも冬の農業なんですね。
 

転んで見えた景色

 4,5年前だろうか。
 国の六次産業にいち早く手を上げ、りんごを使った加工品、酒造りを始めた。
 仲間と一緒に取り組んだ。
 結果、退かざるおえない状態になった。
 一番の原因は事業仕分けに引っかかり、事業が進んでから計画していた補助金が廃止されたことだ。
 まったく持って民主党は無責任だった。
 でも政治のせいにはしたくない。
 
 結果、売れなかったから失敗したのだ。
 そもそも簡単に売れるなら2次3次産業の方って存在しないんだよね?
 考えが甘すぎた(笑)

 しかし、六次産業に挑戦し良かったと思っている。
 失敗し転んで見えた景色は、一番大事な生産技術そして美味しい物を届けるという基本的なこと、そしてそれが一番大切だということを再確認する最大のきっかけになったと思う。
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