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毎日雨のりんご収穫

 サンふじの収穫を始めました。
 急ぎの注文の方々には少しずつですが発送を始めております。
 青森県のりんご農家として平年作を確保する難しさを昨年痛感し、一年中平年作という言葉を常に描き戦ってきました。
 今のご時勢、供給量が少なくなればすぐに外国産がやってきます。
 今年の春はニュージーランドからやってきたと聞いています。
 青森県のりんご農家として平年作の確保は最低限の努めと感じてきました。

 さて、収穫始めから毎日といっていいほど雨続きです。
 雨合羽を着て、りんごに泥のつかないように気をつけながらの作業です。
 明日は久々に晴れ予報ですが妹夫婦も手伝いに来てくれるとのことで貴重な一日となりそうです。
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収穫大詰め

 ふじ、王林、サンふじの収穫を始め二週間が経ちました。あと一歩まできました。
可もなく不可もなくといった感じですが着色的には近年にない着色に仕上がった感じがします。
 完全有機質の肥料に変え、10年近くなり畑の土壌から科学肥料の成分が無くなったなぁと実感しています。
 有機質を投入すると、りんごの肥大は夏場には劣ってるような気がしますが秋を知ったかのように肥大を取り戻し収穫期には着色も含め満足な仕上がりに変わります。
 最も大切な味は科学肥料施肥時代とは違い、味が濃く何よりコクを感じます。

 美味しい作物を穫る為に、畑には海のものを還元する事が大事だと先人から学びました。
 収穫が終わり出荷が一段落したら自分が使わせてもらってる肥料メーカーを訪ね、良質な魚粕など、しっかり自分の目で確かめたいと思います。

収穫末日に

 農業という職業を選択し早いもので18年目になりました。
 気象、環境と日々目まぐるしく変わる中において一生を捧げてもりんごづくりのすべてを習得できないと感じています。毎日毎日りんごに教えられることばかりで・・・。
 私はりんごづくりでしか自分を表現できないし、世の中の自分の居場所は、ここだ!とも信じています。
 私が携わってる農業という職業は、種を播き、または木を植え、あるいは家畜を育て、大きくなれよと願いをこめ生き物を育てているわけですが、実は人間をも育てる農業にもなり得るような気がします。
 
 長々と書きましたが、宣伝がモノの本質以上に評価され、中身は二の次になってしまうような時代の中で、大げさな宣伝よりも言葉がでないくらいに美味しいりんごをつくっていけば、いつかはわかってもらえるはずだと信じて志半ば。

 今年もよろしくお願いします。

・・・。

 こんなに日記の更新を怠ったことは記憶にない。
 朝起きれば、前日のFAX注文、封書によっての注文。そしてメールに電話注文。
 そのりんごの荷造りから始まり、合間をみて園地の後片付け。
 充実した日々をおくらせていただいています。

 今、毎日のように選挙の報道がなされております。
 
 どうしても腑に落ちないこと。
 
 それは原発。

 ホントはどうなんだろ?

 基本的には形あるものは崩れるし

 自然に勝とうなんて絶対に無理。

 人間が手に持てない触れないものがエネルギーとしてホントによろしいのか?

 原発が必要だ!という方々の前向きな意見を聞きたくて二冊の本を選んだ。

 「夢で語るな日本のエネルギー」という著書、鈴木光司さんと山本隆三さんの本。

 もう一冊が、「誰も書かなかった福島原発の真実」澤田哲生さんの本。

 どうもピンとこない。

 選挙を棄権する気はないが、これだ!という気にもなれない。
 
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