私の住む黒石市は毎日真夏日を観測し夏真っ盛りと言ったところです。
りんごの管理作業は仕上げ摘果を終え重くなって下がった枝に支柱を入れたりと朝晩の涼しい時間帯を狙い作業しています。
あと1ヶ月もすれば早生のりんご『つがる』というりんごの収穫です。
さて、夏の津軽といえば『ねぶた祭り』
津軽の短い夏を思いっきり楽しむためにも毎晩子供達と一緒に参加しています。
童心にかえれるとともに古き良き文化を後世に伝えるのも私達に課せられた定めなのかも知れません。
しかし、暑い。。。
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高冷地で高原野菜を生産する農家から立派な大根を10本いただいた。
傷もついていない立派な大根だ。
なぜ?と思い立ち話をした。
農協に出荷していたが、手取り単価が10本で500円をきるという話だった。
その中には大根を出荷する際に必要なダンボール代も入ると言っていた。
バカバカしくて仕事する気にもなれない。と嘆いていた。
夕飯に思いっきり大根おろしを食った。
辛さの中に甘さもあり、さすが高冷地の野菜だなぁ~と思った。
美味かった。
相場というものは需要と供給で決まるにしても農家にも生活というものがある。
つくった農家が悪いと言うならば、それはそれでよい。
あまりにも腑に落ちなく先ほど市内のスーパーを2店ほど見て回った。
どちらも品質は違ったものの1本158円で売られてあった。
ダンボール代が100円弱だとして、大根1本農家の手取り単価が40円。
これでいいのか?
昨今、新聞に新規就農した農家にある程度の条件をクリアすれば年間150万円を5年総額750万給付する制度に申込が殺到し予算が足りないと載っていた。
新規就農。そもそも農家の後継者も育たぬ国で、新規就農者に給付金を出し、農家を始めろという制度だ。
後継者も新規就農と見なすシロモノなのだが、農家を始めたならば必ずや立ち向かう「相場」にぶち当たることになる。
相場が常に高く推移するならば、供給も必ずや過剰になるのは世の常ではあるが、今回の大根に然り、そのもののもった適正な価格というものがあるような気がしてならない。
甘い考えだろうか?
昨日今日と岩手県へりんごの低樹高栽培の視察研修へ行ってきました。
低コストを考えたりんご栽培。
私の住む青森県は豪雪地帯であるために簡単には低樹高とはいきませんが様々な面から多々勉強になりました。
一番の楽しみであった『ふじの原木』の視察も行われ72年前の先人の面影を少しではありますが感じたつもりです。
先人の遺産の上に座る今、学ぶこと、また自らかんがえなければならないこと、たくさんあるような気がします。
昨日、岩手県奥州市近郊へのりんご視察から帰り子供達に花火大会へ行こうとせがまれ、渋々花火大会へ。
大学時代に秋田で過ごしたせいか花火=大曲という方程式が成り立ち、県内の花火大会へはソッポをむいてました。
私の住む黒石市は財政的に非常に厳しい時代が続き、行政は辛抱辛抱また辛抱と言った感じでした。
そこで地元青年会議所が、おそらく黒石に元気をという元に開催した祭りが「ふるさと元気まつり」。
以前、一度見たことがありましたが数年ぶりに祭り見物。
日本三大流し踊りのひとつ、黒石よされのフィナーレを飾る祭りとして地元に定着しつつあります。
組織活動の理念。カネのあるやつはカネをだせ!カネの無いやつは知恵をだせ!知恵を出せない奴は力を出せ!力も無い奴は心を出せ!心も出せない奴は去れ!私の好きな言葉の一つですが、黒石青年会議所のスタッフの方々が地元企業を回ったり、コンビニなど人が多く立ち寄る場所に協賛金の募金箱を設置したりと花火を打ち上げる為の資金集めを必死になって行ってることは知ってました。
私も微力ながら千円ですが寄付させていただきました。
まつりを見物し、必死になってる青年会議所スタッフ。まつりを盛り上げようとし、様々なアトラクションに参加してるねぶた運行団体。そして若手の稲作農家の方々で組織されたお米クラブによる長~い長~いのりまき。
まつりのテーマソングを作詞作曲した農音楽家のタクロン。
そのテーマソングを皆が一緒になって歌ってる姿に感動し、最後に市民の協賛金であがった思いの詰まった大きな大きな打ち上げ花火。
なんか帰り際には自分の愚かさに情けなさを覚えると共に、自分にできることってなんだろう?って考えさせられました。
青年会議所のスタッフの方々ありがとう!!
うだるような暑さで、りんごの着色管理ができません。
真っ黒にりんごが日焼けしちゃいます。
高校野球とにらめっこしながら朝晩の涼しい時間を狙い畑の中をぶらーっとするのが日課です。
夕べから今日の高校野球の決勝が楽しみで楽しみで。
青森県代表が三期連続で決勝進出と今か今かと優勝を待ちわびた一人です。
勝負の世界には勝ち負けが必ずあるものの、残念でした。
震災で被災した八戸市。
光星学院の近くの保育園の復興にいち早く野球部員が駆けつけ、先頭にたって片付けたと聞いております。
私の家からは三時間くらいの距離にある学校ですが県民ひとつになり応援したのではないかと思います。
高校球児から得た勇気と感動を胸に農繁期乗り切りたいですね。
昨日、午後から早生のりんごのサンつがるの着色管理作業を抜け出し青森市で行われた野村克也名誉監督の講演を聞きに行ってきました。
私は大の野村好き。
落合監督も好きですが。
会場いっぱいの観客前に開口一番『俺みたいのを呼ぶよりも長嶋の方がお客さんも喜ぶんちゃうかい?』
大爆笑から始まりプロ野球選手になった経緯や選手時代の思い出。
『プロ野球選手である前に社会人であれ』
『努力に即効性はなし』
『若い時に流さぬ汗は涙に変わる』
たくさんの名言とともに普段、新聞やテレビでは聞くことのできないたくさんの話を聞けました。
帰り際、目と鼻の先で一言二言話してもらいましたが何より体から感じるオーラに圧倒されつつも有意義な講演会に参加させていただきました。
今年はうるう年です。
うるうの年は昔から凶作といわれてるようです。と村の長老が言ってました。
今年は旧暦で3月が2回あったので春が遅い。
旧暦でまだ7月だから、今でもこんなに暑い。
なんか旧暦の方が正確ですね。
もう9月の足音が聞こえてきてるのに連日猛暑。
りんごの着色は進まずイライラ。
欲しいのは冷たい水だけです(笑)
りんご園にも雨が欲しいですね。