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春が遅かった・・・ということは?

 春はまだか?と待っていたら昨日今日と夏日を観測した。
 弘前の桜の開花から3日ほどで満開を迎えたようだ。
 梅も桜も一緒に咲いた。こんなことがあって良いのか?
 今年の豪雪によってできた庭先の壁のような雪も無残にも跡形もなく消え去った。
 多額の除雪費用をかけ、また汗水の結晶だったはずなのに・・・。
 まだ剪定を終えれていない。
 あと三日ほど残っている。
 明日は今年最初の薬剤散布を行わなければならない。
 春先の防除は特に肝心な作業だ。
 雪解けが遅かった分、園内の湿度は高い。モニリヤ病が心配だ。
 
 まぁ焦ってもしょうがない。春が遅いということは、夏がすぐやってくるということだ。
 前向きに捉えよう。
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弘前の桜

夜桜
 昨日今日と私の住む黒石市は雨。お隣弘前公園の桜祭りは大賑わいのようです。
 雨にやられ桜も大分散ったとか・・・。
 一昨日、子供達を連れ雨降り前にと夜桜見物に行ってきました。
 子供達は花より団子派です。
 夜桜って何年ぶりだろ?
 こんな綺麗だったっけ?
 4月末に桜が開花し、好天に恵まれたこともあり短期間で満開になり、最高の桜見物といった感じです。
 限られた短期間に最高の美で人間に魅せてくれる桜の花が、「今、精一杯頑張れ!」と言ってるように思えてなりません。
 

生きるべき道


題名は大それてますが大したことはありません。
ようやく剪定が終わりました。一気に春が来、バタバタしてるうちに5月。マイペースを守りたいが終盤は日の出から日没までの剪定になりました。
農作業の中でも剪定だけは作業と言えないような気がします。
りんごを成らせる為の剪定ではなく、剪定する為に成らせるような感覚で剪定しました。
究極の高品質を求めるには避けて通れない道ですけどね。
さて、日の出から日没までりんご園で働いてれば確かに体は応えます。朝四時 にりんご園へ向かい夕方七時近くまで剪定してました。
毎日十四時間くらい仕事してましたが日没の夕日を見る度に自分が生きるべき道を夕日が教えてる様な気がしてなりませんでした。

弔辞

私が中学二年の時に実の父親は不慮の事故で亡くなった。私が二十歳の時に大学を卒業、そして青森へ帰り就農を決意した時からりんごづくりのイロハや社会人としての生き方など数えればキリがないほど教えてくれた方が九日の日に農作業中の不慮の事故で亡くなった。
『弔辞』
今 私は あなたの霊前に 震えながら立っている
弔辞を述べるにあたり 適当な言葉が 見当たらない
亡くなった次の日 あなたの友人らと一緒に りんご園の薬かけをした
あなたが育てたりんご樹を前に 涙がとまらなくなった
同じりんご人として りんごを愛し りんごを育み 何よりりんごと共に私をも育ててくれた
あなたに贈る言葉をりんごの花言葉からも探してみたが適当な言葉が見当たらない
『愚直』
あなたからは愚直に生きるという大切なこと学んだ
最後にあなたへ一言だけ言っておかなければならない言葉がある
『ありがとう』
『ホントにありがとう』

満開


今、青森ではりんごの花が見頃です。
昨年は不作だった為か今年は平年よりもだいぶ開花量は多い気がします。
いや、間違いなく多いです。
りんごの花言葉に『清楚』『可憐』とありますが、まさにその名に相応しい花が今満開を迎えています。
さぁ~やるぞ!という強い気持ちと出来秋を想像しながら楽しみながら摘花作業に汗をかきたいと思います。

摘果マン参上


日の出から日没まで徹底的に摘果してます。
非常に根気のいる作業ですが何気に好きなんです。
若い頃は草刈りや薬剤散布など機械仕事が好きでしたが今は逆。
花が散り早いものは、がくが立ち始めりんごになってきました。今、上を向いてるのが将来はお尻部。しばらくは徹底的に摘果作業が続きます。

作物を植えるということは?


昨年は震災の影響もあり一度だけだった農家民泊も今年は早くも二校を終えました。
先般、修学旅行生とこんな話になりました。農業の一番の魅力は何ですか?と聞かれ、おそらく収穫という答えを待ってたのかも知れませんが、このように話しました。
作物を植えるということは夢を植えるって事のような気がします。私の場合、先祖から受け継がれた水田を転作し、りんごの樹を植えた時の事を話し、スコップで300も400も穴を掘る辛さもあるけども将来を夢見て植えました。と。
北海道から訪れた修学旅行生だったので
北海道の大地を開拓した皆さんの祖先は 広い広い大地にトラクターにエンジンをかけ、耕し始める時の気持ちと一緒だと。
作物を植えるということは夢を植える事のような気がします。

田植えに想う


先日、妻の実家の田植えを手伝いに行きました。義父も若くないし結婚する前から承知してたことです。
幸い私も農家なんで田植え作業は手慣れたものです。
今から何十年前のことだろう。
物心ついた頃から田植えになればきまって赤飯に乾物の魚。そして御神酒。
水口に供え手を合わせ豊作を祈願します。
農家は田植えを古くから特別な作業ととらえていた事を今もってつくづく感じました。
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