fc2ブログ

りんご生産者としての責務

新聞記事
 今朝の地元紙の東奥日報の社説にりんごの記事が載っていました。
 地元紙なので、りんごの記事は珍しくはありませんが。
 今年の豪雪による枝折れなどのりんご樹の雪害が深刻だと載っていました。
 被害を最小限に抑え平年並みに近い収量を確保したいとも載ってあった。
 なるほどなるほど・・・。

 平成23年産のりんごは前年夏の高温や日照不足から花芽が少なかったことなどにより収穫量が平年を大きく下回った。平年であれば青森県のりんごの収穫量は45万トンと言われている。23年産は37万トン台とも言われている。単純に2割の減収だ。
 私もりんご生産者として栽培管理を徹底しているわけですが、収穫量は気象条件に大きく左右されるのは当然のことながらも生産量を45万トンに近づけることは生産者に課せられた重大な責務のように思います。
スポンサーサイト



ARASHI

 嵐。
 私の記憶では今の時期にこのような台風並みの低気圧は記憶にありません。
 うるう年・・・。今年は旧暦で3月が二回あると言います。
 村の長老の話に寄れば「昔から、うるう年ってのはケガジだもんだ。(凶作が多いもんだ)うるうの年は台風、雹害そして何より冷害なもんだ」と言われてました。
 農業用ハウスも今年の大雪で結構な数がつぶれたそうです。それにこの低気圧。どうなるんだろ?
 りんご農家としては秋じゃなくて良かったとしか言いようがありません。
 青森県に大打撃を与える台風のほとんどは、一度日本海に抜け一気に加速し青森県を横切るような感じの台風です。
 
 さてさて、ARASHI。題名からいってかなり引っかかりそうですね。
 天気上では嵐ですが今、甲子園では青森の光星学園高校が決勝に残り嵐を巻き起こしています。
 りんご園でラジオを聞きながら楽しんでいます。                             昨年の夏も決勝までいきましたが是非今回は優勝し東北勢初の優勝旗を持って帰ってほしいです。
 

寒ぅ~

 旧暦で3月が2回くる今年。
 こうも春が遠いのも記憶にありません。
 今もまた吹雪いてるし・・・。

 今日りんご園で剪定中に地元のラジオを聞いていたのですが興味深い話がありました。
 昔は今の新暦がなく旧暦に合わせて農作業をしていたそうです。
 今日は旧暦で3月16日。まだ一回目の3月なんだよね。もう1回3月がやってきます。
 どうりで遅いわけですが、実は一昨年の猛暑の年は旧暦で7月が2回あったそうです。
 
 面白い話ですね。
 これも人間が勝手に自分の都合で2回も同じ月がくるのが変だと勝手に新暦をつくったみたいですね。
 話がアチコチ飛びますが人間が便利を手に入れようと造った「原発」。
 あまり書きたくはないが、人類が手に取れないものを燃料として使ってはダメな気がします。
 今また一部再開しようとしてますが世論は完全に廃止ムードですよね。
 時間がかかっても絶対に脱原発に向かわなきゃならない気がするのは自分だけだろうか?
 

とりとめのない話

時間的に余裕があるわけでもないのに様々な事が頭の中を駆け巡る。
ラジオから流れる放射線汚染の話から北朝鮮のミサイルの話、今日は与野党の党首会談を申し入れたが方や拒否するという話。
話し合いをしようとしてるのに方や拒否とは、如何なものか。私には理解できない。
仕事柄、農家のせいもあるだろうけどTPPの話題そしてFTA。りんご園でラジオを聞いてても耳が敏感になります。農産物の貿易を自由化すれば日本農業は崩壊すると言われてますが単純に自由化しなくても後継者不足の為に生産量は激減します。
世界の人口が増加する中において日本の人口が減少する原因と社会的に関連しているような気がしてなりません。

傷跡…



今冬の大雪もだいぶ消え春が近づいてるような陽気がここ2、3日続いています。消雪を促す為に何度も炭粉を撒いた為に周囲の園地より消雪が早いです。が、しかしそれに伴って大雪による傷跡があちらこちらで見受けられます。
オヤジや祖父が植えたりんごの木を管理し、このような大雪で欠損した場合は新しいりんごの木を植栽するわけですが
痛ましい気持ち、守れなかった責任、それとりんご樹を失うことにより2、30年前に戻る時間が惜しまれます。
大雪により得た教訓を基に今後は同じ過ちを繰り返さないよう気をつけたいと思います。

援農


今日は同じ集落のりんご農家の先輩の畑へ剪定作業に来ております。先輩は屋根の雪おろしの際に屋根から落ち体調が優れない為に、りんご仲間総出での作業です。
親父世代の方々が主で17年りんごづくりした私もこの場では新兵です。
「あの枝どぅする?」
「いや、こっちの枝の方が…」
長年りんごづくりしてきた方々の感性に触れる絶好の機会です。
笑いに絶えない園地内にもメリハリのあるりんご談議で勉強なります。
昼からも頑張ってきます。

三原色


今帰ってきました。まぁ素面ですけどね。
ねぶた絵師?それとも画家?はたまたデザイナー?の方の作業場にお邪魔しデザイン関係の相談に行ってきました。
行った際に丁度ねぶた絵を書いてました。黒石市内のねぶた絵師の川端さんもいらっしゃり、色の面白い話を聞いてきました。
忘れない為にも書き記しておこうと思います。
原色ってのは三色で、赤と黄色と青だそうです。信号機と一緒ですね。
例えば赤と黄色を混ぜるとオレンジになり赤と青では紫。黄色と青で緑になるんですね。
さらにはオレンジと紫で、また新しい色に変わるんだそうです。白と黒そして金と銀は特別な色らしく赤に白でピンク、赤に黒で茶色でしたっけ。青に白で水色、青に黒で紺色。
なるほどなるほど。
一番最初の色は「赤」「黄」「青」。これらの色がすべての色を作りなす最初の原色だそうです。
赤の裏には緑があり、ピンクの裏には茶色。水色の裏には紺色と様々勉強になりました。
十二の色で時間を成す時計なんてのも 面白いなぁ~なんて考えてました。

再会の約束

室蘭緑陽
室蘭緑陽2
 ようやく春らしい陽気に包まれ一気に生育が進んでるような気がします。
 長かった厳しい冬を乗り越え、やっぱり春は来るのですね。
 大雪で欠損したりんご樹もありますが前向きに捉え仕事してます。

 さて今年の第一弾。北海道の室蘭の中学生が農家民泊にいらっしゃいました。
 1日目は外での農作業体験をしましたが2日目は生憎の雨だった為、妻の指導のもと自宅でりんごケーキづくりの体験です。
 ナイフで皮を剥く係り。卵やバターを混ぜる係り。それぞれの役割分担があるらしく、自分的には有意義な一日だったような気がします。
 卒業して社会人になったら、もう一度青森に来たいとのことだったので再会を約束し次の旅行先に学生は向かいました。
 
 昨年は震災の影響でほとんど受け入れができなかったが今年は忙しくなりそうです。

農業用水確保


今日は朝から集落の先輩方と農業用水路の清掃と点検に行ってきました。
冬期間の間に用水路に石が転げ落ち、用水路をふさいだり用水路に大雪で欠損した木々が被さってあったりと一つ一つ点検して行きました。昼前には終わり、いつもは一杯やるのですが参加した方々のほとんどは農作業が遅れ気味なので昼食を軽めにすませ、各自剪定作業に向かいました。
これで薬剤散布用の水利確保と水田への水利の確保が整いました。
幹線用水路の水利確保の為の作業も今後順次行われ農作業も春本番を迎えます。

14回目の…


超繁忙期にも関わらず今日は早朝から地元消防団の観閲式に参加しています。
古い文化を重んじているのか?この観閲式の意味が僕にはさっぱりわかりません。
この後三時から集落内の協議員の方々を招いての懇親会があります。
協議員の方々のほとんどは昔、消防団員だった方々ばかりです。
親子の世代で集落内で杯を交わすこの機会もきっと貴重な時間なんでしょうね。
消防団員であることに異論はないが、農業後継者が必然と地域後継者になる古い文化に意を唱えたい気もしないでもない。

まぁ~今日は14回目の結婚記念日に旦那が懇親会で妻が畑仕事をしてるのでは 当分また妻に頭があがらない。
カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク