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六次産業

りんご三種類
 りんごの花言葉に「選ばれた恋」や「選択」「名声」「誘惑」「最も美しい人へ」さらには「最もやさしき女性に」なんてのがありました。
 
 今から3年前に農業の六次産業に挑戦しました。
 今では政府が盛んに六次産業、六次産業と言っておりますが当初は先駆け的な存在でした。
 六次産業とは農林水産業が一次、加工する方が二次、販売するのが三次。すべてをあわせて六次ということです。
 りんごを生産し、生産した果実を搾汁し、搾汁した果汁を発酵させ炭酸を入れCIDERの完成ですが、シードルとも読むしサイダーとも読みます。
 アメリカではサイダーとはりんごジュースという意味だそうです。
 一方イギリスではシードルと読み、りんご酒という意味だそうです。
 アメリカ式で言えばホットサイダーは温かいりんごジュースという意味になるだろうけど、日本人の理解は逆ですよね?
 サイダーとは炭酸水で温かい炭酸水?なんて無理。と解釈しそうです。
 
 この話はおいといて、先日りんご酒の事でいろんな話を聞く機会がありました。
 「春から先はずーっと幸せりんご酒」
 「秋の恵みのりんご酒」
 今までこの名前で販売してましたが、どうもパンチに欠けるようです。
 四六時中、頭の中で新しいアイデアが駆け巡っています。
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二択


今日は気温が高く雪解けも進みました。とは言っても積雪は1メートル以上あります。
気温があがり園内はぬかるみに足をとられながらの剪定です。
高品質なりんごを生産する為には健全なりんご樹を育てなければなりません。
果実はあくまで結果。
実らせる為に剪定するという感覚よりも剪定する為に実らせるといった感覚が大切な気がします。
切る!切らない!どちらかしか選択肢はないのですが奥深いです。

激痛

剪定に夢中になり昼食をとるのも忘れ、昼過ぎに家に帰る途中感じた事のない激痛。
何々?
診察の結果、座骨神経痛…。
神経痛って俺37才ですけどもと心の中で思いましたが日々の生活習慣を問われ納得。
もう若くない。
しばらくは我慢の日々が続きそう。

六次産業に挑戦し、わかった事

昨年度は全国的にりんごが不作であったため今、産地では加工用りんごの値段が急騰している。
昨秋に収穫を終えた時点での加工用りんごの相場は20キロで500円くらい。缶詰用の加工りんごとなると1300円くらいだったのが今はどちらも2000円台。
この差って何?
要は2000円台に加工用りんごを買い付けしても缶詰め屋さんもジュース屋さんも経営が成り立つって事なんですよね。
平年であれば秋時点の相場で20キロ300円前後。安いときでは50円。
世の常かもしれないが生産者は声を大にして発する事が必要な気がする。

春遠し


今日は冬将軍再びのような天候でした。先ほど四時頃から急に冷え込み今日の作業を終えました。 剪定作業は全面積の三分の一くらい進んだところです。
最近ようやく雪で途絶えた道にも道路がつき園地へ車で行けるようになりました。
彼岸ともいうのに1メートルくらいの積雪量です。
未だ春遠しといった感じです。

過疎化?少子化?

私には三人の娘がいます。昭和49年生まれの自分は23才の時に第一子が産まれました。
父親は昭和22年生まれ。戦後のベビーブームに生まれ今でいう団塊の世代です。母親は昭和26年生まれ。
私は第二次ベビーブームに生まれ同じ集落に16人の同級生がおりました。集落には120件弱の戸数があり集落に同級生が16人とはスゴいことです。
昔は20人を越えるのは珍しくなかったと聞いております。
しかし、新年度の小学校五年生は集落に次女一人。何を言いたいかというと次女が新年度から小学校五年生になるので、集落内の決まり事で五年生の父兄が子供会の育成会会長をやらなければいけないので集落に五年生が一人ということは私が育成会会長をやらなければならなくなりました。
忙し忙し…

CIMG1827.jpg
 今冬は農閑期のつかい方を意識しました。農閑期を有意義につかおうと昨秋から決めてました。
 これには少々訳がありまして・・・。
 昨年の夏に黒石市内の高冷地で高原野菜の生産者を伺った際の話で「我々農家はプロなんだ!プロの選手にはオフがある。またプロってのは一品目を極めればプロになれるんだ。」すごい衝撃を受けた言葉でした。
 農家のプロフェッショナルって何だろ?
 農閑期をオフと捉えればオフにはりんごから頭を切り離し、いろんな事に挑戦してみよう!なんて考えてましたが理想と現実は掛け離れ・・・。雪雪雪に追われた感じがします。
 しかし、薪ストーブをバックに読書読書読書。計18冊を読破しました。

 僕は頭が弱いためスラスラと読めないんですよ。
 進んでは戻り進んでは戻り。
 まぁシツコイのか納得するまで読むんだよね。

 キラッと輝く一行に出会うために読むんだけどね。
 今冬も終盤に差し掛かりボチボチ本気モードで剪定に向かいます。

開いてきた


昨日今日で雪解けが随分と進みました。りんごの樹の根際部がようやく開いてきました。完全に開くには今しばらくかかりそうですが根際部から土が見え始めれば、雪解けは一気に進むんですよ。
剪定作業も半分くらいは進んだでしょうか。長い長い厳しかった冬を越え一気に春が訪れる予感がします。
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