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やれることは、すべてやった

先日、農協主催の収穫祈願納涼祭に行ってきました。
地元のアイドル『りんご娘』に元気をもらい豊作祈願をかね、仲間といっぱい飲みこれから先の農繁期を乗り越える事を約束し帰ってきました。
さて台風が日本へ接近し上陸しようとしています。
収穫できるものは収穫し暴風網を張り果実の重みで垂れ下がった枝には支柱を入れ、自分なりにうてる手はすべて尽くしたつもりです。
いつ自然災害にさらされ農産物が皆無になるかもしれない農業。
大好きなのですが、この時だけは憂鬱な気持ちになります。
なんとしても持ちこたえてくれ。
藁にもすがる思いです。
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早苗宴(さなぶり)

森内園
試食
 私の住む青森県では台風が無事過ぎ去ったものの、近畿地方はじめ大雨による被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。
 さて今日はりんご農家のお祭り的行事、りんご研究所の参観デー。
 りんごだけではなく県内の研究施設がすべて一般公開され、集まる農家の方々を対象に農機具の展示であったり、りんご研究所での新品種の試食会であったりと、大忙しの一日です。
 毎年この参観デーにあわせ、私の住む集落の「りんご支会」という生産者組織で県内の優良園地視察をし勉強会を開いております。
 しっかり管理のとどいた「ワイカ園」を視察に行ってきました。
 視察される方々の園地は手の届いた優良園地ではありますが、りんご園の片隅に植えられた「ヒマワリ」と「ラベンダー」に園主の心のゆとりが感じられました。
 
 その後、場所を昼食会場に移し新品種の「恋空」と「ファーストレディ」の試食をし、充実した農休日でした。
 

結婚式


最近、朝起きてりんごの収穫…
その後、箱詰め発送…。と。
午前中は毎日こんな感じです。
午後からは草を刈ったり、中生種の着色管理をしたりと。

今日の午前中も収穫そして発送を終え 正午から結婚式。

従兄弟の結婚式ですが叔父が りんご農家で先駆けたせいもあり、そうそうたるメンバーの中に出席し緊張した中にも華やかさ…。結婚式っていいですね。
ま、今の時間に終わったんですが、この後どぉしよう!?

猫の手も借りたい


早いもので9月も半分近く過ぎました。
もぉ猫の手も借りたい状態です。
朝晩に収穫し荷造り発送そして日中は中生種の着色管理と。
今日も十時過ぎまで荷造りし、先ほど風呂入って明日の朝の発送分を伝票整理し今終えたところです。
さて先日、ネット上で知り合えた写真家の心風さんが我が家のりんご園に来て下さりました。
体調が優れないとの事でしたが、カメラを構えると雨空の中でしたが青空を探し一生懸命に撮影して下さりました。
ホントにありがとうございました。

美味


りんごをつくれる事により様々な出会いやホームページの物々交換により全国の普段見ることすらできない食べ物や飲み物、様々いただきました。
先日は北海道の室蘭市の名物『やきとり』をいただきました。室蘭のやきとりはいつもと勝手が違います。鳥じゃなく豚。
歯ごたえのしっかりしたやきとりに今夜も美味しいお酒が飲めそうです。
追伸・カメラが安っぽく上手く映ってませんね。しかし美味いです(笑)

地震・雷・火事・オヤジ

りんご生産者組織の母体に『りんご協会』という大きな組織があります。
二週間に一度『りんごニュース』という新聞がきます。
技術面や今時期の相場そして、りんごに関するニュースですが先般の記事の中に『地震・雷・火事・オヤジ』にかけて『地震・台風・火事・税務署』ってのがありました。
同感です(笑)
地震・台風の台風が今回は滅茶苦茶な被害を及ぼしそうです。
今朝は暴風網を張り被害が最小限にと思ってましたが先日の地震があった時にしかり数年前の台風の時しかり人間が造った物なんかは到底自然の猛威には勝てません。
なるようにしかならないが、やることすべてをやって備えたいと思います。

水を得た魚のように仕事してます。

 先日の台風15号は太平洋側を通ったおかげでりんごは助かりました。
 当日の昼過ぎまでは「この台風がくるもんなら終わりだよ」と思いつつ暴風網を張ったり、またりんごの重みで下がった枝が風にあおられ折れたりするのを防ぐために支柱を入れたり、また枝を吊ったりと台風対策作業に追われ夜も天気予報とにらめっこ。
 1時過ぎになっても風が強くならず・・・。
 2時。まだ風が強くならず。
 3時。寝落ちしてました。(笑)
 朝、5時過ぎに目を覚まし園地を見回りに行き大丈夫なことを確認し朝食を食べ水を得た魚のように仕事してました。
 「りんごづくり」でしか自分を表現できないわけですが、明日も明後日も中生品種「早生ふじ」の着色管理に追われて仕事しますよー。

袋はぎ


今日は久々に朝から快晴。
朝晩の涼しい時間は『サンふじ』の葉摘み作業をし日中の温度の高い時間だけ除袋作業をしてました。
これにはしっかりとした理由があります。
袋の中の温度と外気温の差が開いてるほど除袋時に日焼けを起こし商品価値を失います。なので午前10時過ぎから午後の2時頃で終えるようにしています。
普通、袋をかけたりんごは貯蔵性に優れる為に値段も高めに推移する傾向にあります。
僕の場合は有袋栽培にすると無袋栽培とくらべ食味が劣るので有袋栽培をしてませんでしたが近年りんごに字を入れてくれないか?と頼まれ引き受けている為に有袋栽培を少しだけしています。
除袋時は真っ白で綺麗なりんごにシールを貼り日陰を作り、シールの陰を着色させずに収穫時にシールを剥ぐといった感じです。
少しばかりの遊び心で始めましたが今では、だいぶ慣れました。
明日からは本格的に『サンふじ』の着色管理です。

食育活動



朝八時過ぎから市内の子供達の稲刈りの講師に借り出され午前中いっぱい子供達と稲刈りしてきました。
やんちゃで元気な子供達で少々大変でしたが、籾が米になるまでを説明しながら子供達と稲刈りしました。
この米は田植えした時の絵日記と今日の稲刈りの絵日記をパッケージにし、黒石市で行われる『りんごまつり』の『りんご市』というイベントで子供達が販売いたします。
『食育』というのでしょうか?
食育というのは親の仕事であったはずが現代においては私も含め未だ親に教えられることばかりです。
ご飯を食べても茶碗に飯粒が残ってれば目が見えなくなるから綺麗に食べろと教えられ、弁当の飯粒も同じように教えられました。
現代社会における農業の位置付けから米一粒の重さや作り手の想いは我々生産者が消費者に訴えなければならない義務のような気がします。
参加されたお母さんの声の中に『…ちゃん!明日も納豆ご飯食べれるよ』という声に少々うれしく思えたのは言うまでもありません。

万里一空


早生ふじといわれる『昴林(こうりん)』の玉回しを終え『サンふじ』の着色管理に毎日追われています。今年は春の開花量が少なく収量が少ないと言われる中、我が家のりんご園では平年作まではいかないかと思うが納得のいくりんごに仕上がってきた感じがします。
今日の話題は『万里一空』でした。大相撲の琴奨菊が大関昇進の挨拶として言われました。
確か元プロ野球選手の桑田投手の座右の銘であったような気がします。
目標を見失わずに相撲道に励むといった感じでしょうが明日も万里一空の想いで着色管理します(笑)
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