fc2ブログ

今年もりんごは肴を食う



日本一の桜の名所の弘前城も雨続きで花見どころじゃない感じがします。
先日、稲作専業農家の方と話をしたら水田に水が溜まり耕起作業ができないと言ってました。
そんな中、我が家のりんご達は昨日の午後から肥料を施したので今日の雨でしっかり分解され根から吸収されてると推測してます。
大成農材さんの『バイオノ有機』を使用してから五年経ちました。
最初は半信半疑な気持ちでしたが今では自信を持って薦められる肥料です。
魚粕をつくる際にできる魚肉エキスなるものを濃縮し、それを米糠を加えて固めた肥料です。
米糠で思い出しましたが『糠』
糠という字は米へんに健康の康。普段食べてる米は『白米』。
白米を一字にすれば米へんに白で『粕』。
玄米を白米に精米する際に出るのが糠で…。
つまり、白米を食べてる方は健康を捨てて粕を食べてるとも考えられますね。
話は反れましたが今年も我が家のりんご達は魚が主食です。
スポンサーサイト



ホントに嫌な感じ

 今さっきネットを立ち上げたヤフーのトップ画面の今日の出来事一覧ってところに、東電役員報酬50%減、それでも平均2000万・・・。
 呆れた話だ。付ける薬が無いとは、このことだ。
 東電の原発の風評被害は我々にも影響を及ぼしている。
 昨年末に10数件の予約があった修学旅行生の農家民泊。
 1件を除き、すべてキャンセル。
 キャンセル理由はすべて東北だから・・・。
 それでも修学旅行で栃木県あたりには行くそうだ。
 東京電力で補償できる分は補償するが、足りない分は国で補償する・・・。
 国で補償するってことは言い換えれば、東電の人災を自然災害と認め、我々国民が税金を投与することと私は解釈する。

 言いたいことは補償の話じゃない。一番大事なのは、東電経営陣の気持ちの問題だ。
 どこまで福島県を中心とした方々に、復興するため、させる為の、努力の仕方を国民は望んでる。
 お前ら、経営陣の一刀一打で日本は変わる。
 

北国の運命



まだ5月になったばかり…。桜も咲いてるというのに我が家は今朝から冬支度。
りんごの剪定枝で切り落とされた枝を小切りし、薪割り機械で割り、積んで乾燥させ冬に薪ストーブで燃焼させ暖を取ります。
先日の震災時も薪ストーブの為に暖だけは取れました。
地球温暖化に影響せず最もエコな方法です。
毎年、りんごを生産し病気に侵されたり生産力の劣ってきた枝は切り落とされます。
その後、暖をとるためのエネルギーになり燃え尽きた際に出る灰は自家野菜の 野菜畑に返され、やがて野菜を生産します。
まさに自然の循環です。
それにしても雪国の宿命なのか春から冬の支度に追われています。

咲き始め

弘前公園の桜祭りを終え、青森津軽ではこれからりんごの花の季節です。
毎日りんご園で仕事してますが日増しに蕾が膨らみ蕾の赤が色濃さを増すのが感じられます。
昨日から無駄な花の摘み取りを始めました。
今年のりんごは開花量が少ないと予想され、しっかりと結実を確保することから始めたいと思います。
また、開花期の霜は壊滅的な被害を及ぼす事もありますので、細心の注意をし、これからの農繁期を楽しみながら作業したいと思います。
りんごは俺が守る!

よぐ来たねし~


震災後、東北の観光客は激減の中、北海道から修学旅行生が今年も我が家にやってきてくれました。
三月はじめまでは十校の予約があったのに震災後に九校がキャンセル。
気持ちがわからないでもないです。
しっかりみっちり仕事してもらいました。
学生は農作業体験に来てくれる訳ですが…いつの間にか、みっちりです(笑)
何か感じとってもらえれば幸いです。

さなぶり


『さなぶり』とは津軽弁で公休みたいな意味です。
農家に公休なんてあるかい?と思われるかも知れませんが本格的に作業が始まる前に(もう本格的ですが…)地域の方々が大勢で海岸沿いの小料理屋で朝から海の幸を堪能し、トランプをしたりと一日中骨休めをする毎年恒例の行事です。
青い空、白い雲、また青い海に癒され3月末から休みなしで働いた体に朝から海の幸をいただき酒を飲み、りんご農家仲間と楽しい1日を満喫しました。
今日からはリフレッシュした体で超本気モード突入です。

和りんご


ジャ、ジャーン!
先日、咲いた和りんごという花です。
間違いなければですが…。
今年初めて花が咲きました。しっかり実をつけてもらいたいです。
平安時代に中国より日本にきた林檎と言われています。
以外に花は一緒なんですね。
この先も、しっかりと観察を続けます。

珍客?


今日は朝から母親の実家の田植え作業に手伝いに行ってきました。
稲作専業農家なので耕作面積も半端じゃないです。
ほとんどの作業が機械化されてますが農繁期が集中するために人手もかなり要します。
毎年、田植え時には手伝いに行き、我が家の秋のりんごの収穫期には手伝いに来てもらっています。
さてさて、そんな中、今日、韓国の韓流スターのイ・ソジンさんが災害復興の記念植樹にいらしてくれました。
有名なマザーテレサの言葉に『人類が明日滅びようとも私は今日りんごの樹を植える』という言葉があります。
その名の通り、植樹してもらいました。
通常、今時期に樹の植樹というのは考えられません。
りんごは休眠期を狙い秋植や春植が普通とされますが、今回はポット苗だったので心配ありません。
うまく根の活着し元気に育ってもらいたいです。
しかし、この田舎に韓流スターが来るなんで時代は変わったものですね。

御赤飯


昨日の日記のマザーテレサはマルティンレターの間違いでした。
今日は朝から妻の実家の田植えに手伝いに行ってきました。
農家の方々は昔から『田植え』をホントに大切にしている一時を垣間見る事ができました。
それは水田の用水路から水を引く口に赤飯と御神酒を供え手を合わせ豊作を祈願します。
古くから伝わる伝統的な文化の一つです。
こうした文化を大切にしたいものです。


カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク