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語る会に参加して


地元地区代表としてJAの経営者達と語る会に参加しました。組合長はじめ専務常務の常勤役員を始め各部所の部長さんとの語る会。
参加した方の中には将来JAを背負って立つ若者もおられることでしょう。
田舎では生活の一部に農業があり、それが生業となってる方が多数おられJAのもつ役割は非常に大きいように感じます。
CMにもあるように困った時はお近くのJAへ。なんてのもよく耳にします。
我々農家はJAに依存しすぎた面も多々あることに気づかされ生産者がもっと勉強しなきゃならないことにも気づかされました。
JA幹部には今以上に頑張ってもらいたいです。
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恐縮ながら雑誌に掲載されました。

地上
 先日、ある一冊の雑誌が送られてきました。
 以前、こだわりの道具として剪定鋏の取材を受けましたがそれが記事として雑誌に取り上げられ恐縮な気持ちです。
 りんごづくりにおいて大事な道具の一つです。
 秋田県の大館市の佐々木刃物店の鋏なのですが自分の手の大きさ、手の握りに合わせ作っていただきました。
 これからも大事に扱っていきたい道具の一つです。

真っ黒

 毎日雪の中りんご園での剪定作業。
 顔は雪焼けをし、真っ黒・・・。
 メガネを外すとフレームの跡。
 こんな顔して、どこへ行く?
 10日から1泊2日の強行で和歌山へ行ってきます。
 レジャー?観光?
 ありえない・・・。
 昨年からお世話になっている和歌山県でのりんご販売。
 
 ネットは便利なもので宿泊先や航空券までもが予約できる。
 いやぁ~ホント便利だ!
 それにしても雪焼けしすぎだよなぁ~。
 あっ!帰りは大阪駅で数時間時間あるんだけど、大阪駅での時間つぶしに美味しいたこ焼き屋でも探そうっかなぁ~

大地震

 大地震から3日目、私の住む青森県の黒石市は昨日電気が復旧し、テレビや新聞から様々な情報を入手できます。
 同じ日本とは思えないような映像が流れ、心が痛みます。
 被災者の方々には何と言葉をおかけしてよろしいのか言葉がありません。
 私は元気です。

今 できること

地震の情報がテレビや新聞から得られ、本当に?って映像や情報が入手されます。
私は田舎生まれの田舎育ち。
『結い』と言う文化を重んじる地域に育ち、そのように育ちました。
今回の地震において『自分にできること』は何?って考えましたら義援金や物資また節電など様々思いつきました。
少し話は反れますが、恐縮ながら結いと言う文化を少し紹介したいと思います。
私達田舎で農業を生業とする方々は結いと言う古い『隣組』または『おやぐまぎ』、『けやぐ』を重んじます。
男女共同参画時代って何?ってのが本音。
冠婚葬祭のお遣いを得ても席に座るのは男。
女は?
裏方に回り、立場の違いを感じさせられます。
私論ですが、今回の地震において、私達の住む田舎では早速に女性人が炊き出しを行い、男性人は力仕事を行いってのが普通に感じます。
他人の事をゴタゴタ言うのは何ですが国会議員の奥様方には被災地に出向き、炊き出し作業に出向いてもらいたいです。
しかし今社会テレビからは枝野官房長官だけは寝ないで対処してる姿が感じとれます。
自己中な日記でした。

現実逃避

 原発の報道に困惑され、私よりも地元の方々は憤りを感じていらっしゃることと推察いたします。
 今更ながら、自然の驚異を再認識させられ、それと同時に電気の大切さ、逆にもろさも感じています。
 関東がダメなら関西から?と勝手に考え調べましたら電圧が違うので無理ということに気づきました。
 各電力会社の縄張りがあってのことだと推察されます。
 あれほど安全なはずの原発が・・・。
 
 日中ラジオを聞いていても膨らむばかりの死傷者の数や無残な報道に現実逃避したくなり、無音の中での仕事でした。
 お客様の中でも連絡のつかない方もいらっしゃいます。
 とにかく一人でも多くの無事と早期復興を願います。
 

亡き命に代え

 父親の23回忌にあたり昨日法事を行い、今朝子供達と妻と母親と祖母と墓参りに行ってきました。
 今日は彼岸の入りということもあり、たくさんの方が墓参りをしていました。
 墓前に手を合わせ、無心になれるこの瞬間がすごく落ち着くからなのか好きなんですよ。
 曾祖母も23回忌で父親と一緒に法事をしました。

 卵が先か鶏が先かじゃないけど、先人があるから今の自分があります。
 先人の知恵を教訓に生きているわけです。
 祖先に感謝し、日々の生活をおくりたいと思います。

 話は変わりますが、「絶体絶命のピンチ」という言葉皆さん聞いたことありますよね?
 今、被災地はピンチという表現じゃ済まされないくらいの窮地です。
 「絶体絶命」この言葉、字をバラすと「糸、色、体、糸、色、命」となりますよね?
 順に読めば「愛しき体に愛しき命」となります。
 すなわち、「生きろ!!」ということですね。
 辛いとは思いますが、生き抜いてください。
 生きたくても失った命もたくさんあります。
 私も応援します。
 自分にできること、必ずやり遂げます。

風評被害

 福島原発の爆発から数日が経ち今日、枝野官房長官が国で定めた放射性濃度を超えた為に茨城県のホウレンソウと福島県の牛乳に出荷停止を命令したと報じられました。
 しかし、食べたからすぐにどうこうということではないですが・・・。と続けた。
 この基準って何?

 基準云々よりも一番気になるのが子育ての為の母乳。
 おそらく乳牛は牛舎なる建物の中で育ち、乳を搾られてたはず。
 人間の子育てにおいても室内でおこなわれていると思う。
 どうなるの?
 
 

士農工商

 テレビを観るわけでもなく、畑でラジオを聞くわけでもなく・・・。
 完全に現実逃避ですね。。。
 無音の中、カラスの鳴き声を聞きながら剪定作業しています。

 震災当日、実は和歌山県から帰る途中で新大阪駅から東京へ向かう新幹線の車中でした。
 時代は便利なもので携帯電話で航空券を予約できるんですね?
 このおかげで、新大阪駅に一泊したものの次の日に帰る事ができました。
 
 話があちこちに飛びますが、「士農工商」。
 武士、農民、工人、商人。昔々の階級制度ですね。
 士が貴族、政治家だとしたら、農、工、商は一次産業、二次産業、三次産業、この順からきたのかも知れません。
 いつからか、士工商農の時代になりました。
 先般、事業仕分けの結果を新聞で見、農家が一次産業として生き残るために農家の手で立ち上げたはずの農業協同組合までも不要論を唱えられるようになったのです。
 政府は農家に、どうしろ!と言いたいのでしょうか?
 私には到底理解できません。

試練

 震災から半月が経過しました。
 2週間と半月って似たような感じだけど半月って言ったら、だいぶ月日が経ってるように感じるのは自分だけでしょうか?
 福島原発の放射能の風評被害。
 早くおさまってほしいですね。
 いずれ青森にも風向きを変え放射能が来るのかなぁ~と思えば、りんごの剪定しててもいいのかなぁ~なんて臆病になっています。
 今日のお昼前に隣町の篤農家の方の園地視察に行ってきました。
 よく考えることなんですが、りんご農家に限らず農家の方々は自園を、回りの生産者に見せたり、周りの農家の畑を見る機会が多くあるように感じます。
 普通、他の企業や同業者はライバルであって、なかなか手の内を見せるなんてことはないような気がします。
 ホント、勉強なりました。
 よく考えれば、すべてりんごの樹が教えてくれることなんですよね?

 さてさて、「試練」。
 昨秋に母方の父親、私から見れば祖父。
 まぁ~80過ぎの長老ですが、今でも現役で稲作専業農家をしております。
 実質の経営者は息子さんですが・・・。
 「オド!(津軽弁でおじいちゃんです)今年、米の値段も安くなって大変だなぁ~。もっともっと多く、田圃作らねば(耕作しねければ)ママ食うに大変だでねなぁ~(御飯食べるために大変なんじゃないか)?」
 「バガ子この!(いい加減なこと言うな)これも試練だだね!(これも試練なんだよ)世の中が、米作り(稲作農家)に与えてる試練だだね(試練なんだよ)。これ、乗り越えれねやづ辞めねばマネだね。(この試練を乗り越えれない人は辞めなきゃならないんだよ)。」
 何年も何十年も日本農業を見てきた、また経験した先駆者に鳥肌がたちました。
 私の祖父ですが、さすがだなぁ~って感じました。
 風評被害にあえば基も子もないですが、今、与えられた試練。
 きっと試されてるんですね?
 1日も早くおさまることを願います。
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