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今日から師走

 もう12月。
 今年も駆け足のような1年でした。(まだ1ヶ月残っていますが・・・。)

 昨日今日そして明日と週末に首都圏でりんごの即売会を行うために、そのりんごの荷造りをしています。
 仲間と今春、醸造した「春から先はずっと幸せりんご酒」(ようは、りんごの酒です)もおかげさまでだいぶ売れ、これから新しいりんご酒の醸造に入ります。
 りんご酒といっても炭酸が入っているので「シードル」になるのでしょうね。

 さっそく今日の日中に酒母分の搾汁を行い明日には酵母を添加できそうです。
 今週末、青森まで新幹線がやってくるし、時代に乗り遅れないようにしないと!
 最近カメラの調子が悪くて・・・。
 明日には治りそうなんで早速明日から画像も載せますね。
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朝から大荒れ

 今日は朝から大荒れの天気の中、ようやく即売会のりんごの荷造りに目処がたち、これから明日首都圏で行われるりんごの即売会に妻と一緒に上京します。
 大荒れの天気の中、交通が気になりますが気をつけて行ってきます。
 安全第一!!

あと少し…


改めて東京って遠いなぁ~と感じました。
イベント会場にりんごが早朝5時に着くということで午後の三時過ぎに青森を発ち、深夜12時を回ればインターを通過する計画で出発しました。
そぉ!日付が変わればETCが千円です(笑)
今、蓮田サービスエリアで時間をつぶしています。
何年ぶりだろうか?妻と二人きりの遠出。
新婚時代を思い出しつつも明日の即売会が気になりドキドキハラハラです。
何十年も中央の市場で仕事をなさっていた叔父も手伝いに来てくれるとあり、久しぶりに会う叔父と、また現実社会の厳しさを学ぼうと思います。

渋谷へ


おかげさまをもちまして昨日のりんごの即売会は大盛況に終わることができました。
今日は妻と観光して帰ります。
神田駅前のホテルに宿泊し今朝は毎月りんごを購入してくれる方とホテル内で会い一緒に朝食をとりました。
縁とは、おかしなもので様々な場所で 様々な人と巡り合わせます。
その後、人生初の渋谷へ。
忠犬ハチ公しか知りません。
人々々…。
人間観察してる人の気持ちが理解できます。
交差点では山が動いた!といった感じに人が動きます。
車の来てない交差点は信号が赤でも渡るといった田舎とは違いました。
1日いっぱい人間観察するわけにもいかず、昼食をとったら帰路につきたいと思います。

初仕込み


渋谷から帰り休む閑もなく今日は今シーズンの醸造へのスタート。
20キロのりんご箱に140箱あまりのりんごをジュースへと搾汁しました。
一回目のりんごは私のりんごと仲間の鎌田君のりんごです。
アルコール類の原料のトレサビリティってなかなか無いような気がします。
農家だから知っている美味しいりんごの見分け方。
今シーズンも百の挑戦から一本の究極を目指し挑戦したいと思います。
写真はジュースをタンクへと搬送しているところです。
やっぱりデジカメ持ち歩かなきゃダメですね。携帯だとブレちゃいますね。

りんごをつくる喜び

トラックりんご
わらべ店舗内
 先日、りんごの即売会に参加し朝五時にトラックが現地に着き朝七時前からの即売会でした。
 都会なのに朝早ァ~。

 今年で訪れて三年になります。
 だんだん顔も覚えられ仕事内容も慣れたもので順調です。
 注文分も含め500ケースほどのりんご。
 おかげさまで午前中に完売しました。
 
 その後、妻と二人で昨年からりんごを消費してくださってる「自然派バイキングわらべ」へ。
 始めて、我が家で生産したりんごをプロの職人の方が調理してくれたりんごを食べ、新しいりんごの消費の仕方ってのも勉強になりました。
 生食がりんごの王道と思っていましたが、それはとんだ大間違い。
 時にはジャムで。また時にはジュースへ。はたまたコンポートへ。(コンポートって何の意味かは知りませんが、りんごの横に生クリームもありました。)
 そして生食。
 シードル。
 りんごの形は変えども、親から、先祖から譲り受けたりんご園。
 私の代では・・・と思いつつ16年目。
 りんごを消費してくれる方々に支えられ、また来年りんごを生産できる喜びに感謝します。 

おしゃべり

 生産者でありながら、このような事を書くのは如何なのものかと思うが人間性なのか思うがままに書く。
 生産者って、大方は自分で生産した農産物が一番だと自負するものが多いように感じる。
 それはそれでさておき・・・。

 毎年、りんごを買い求めてくれる方々から、いやぁ~今年も美味しかったよ。りんごが無くなるから、また同じ規格の物を送ってください!と言われれば嬉しいの一言に尽きます。
 しかし、こんな方もおられます。
 今年のりんごは酸っぱくて甘くない!とか、蜜が入ってないとか・・・。

 なるほど・・・。と思います。
 糖度計で計る糖度は14度や15度を指すものの、今年のりんごは猛暑のせいか酸味が強く、口にした時に酸味が勝り甘さが見え隠れしています。
 しかし毎日1個ずつ食べてダンボールの最後の方になったら甘くなってきた!とか。
 様々な意見が聞かれます。
 総括すれば、春の開花が遅く、降水量が多く、猛暑。県のりんご試験場の発表では玉伸びも夏の暑さで平年
並に回復したとありますが、生産現場とはかけ離れたデータ。
 今年は小玉傾向に酸味が強く蜜入りが悪い。
 
 昨年は蜜入りが良すぎて内部が黒くカッペンし(通称アンコ)、今年は酸味が強く蜜入りが悪い。
 自然が相手というのはわかっていますが これも自然がつくった恵みです。
 無責任のように聞こえますが、私にできることは健全な樹に育て、果実を大きく赤く育てるために葉っぱを守り、りんごのお手伝いをすることです。
 これから先、何十年とりんごを栽培するわけですが一年一年気候も違えば条件も違います。
 過去のデータをもとに、自分が打てる手をしっかり打ち、今後のりんご栽培に生かしたいと思います。

この季節にねぶた?

 早朝より、ねぶたに火を灯す為の照明機材を取り付ける為に鯵ヶ沢町の「ナクア白神リゾートホテル」へ行ってきました。
 外の気温は氷点下3度。
 ここはスキー場で高台にあるために、外は暴風。
 発達した低気圧により鼻水も凍ります。
 
 地元集落のねぶた職人さんと足を引っ張らないように手伝い。
 僕の仕事は力仕事のみです。
 重いものを持ったり、重い台車を引っ張ったりと・・・。
 
 今、ねぶた会の運営も行き詰まり状態で、このようにリースしてくれる方々があるおかげで、会は運営されています。
 あまりの寒さに手はかじかみ、鼻水は垂れるはで大変でしたが年内に終われてホッとしています。冬 ねぶた

その道の達人

 私のりんごづくりを支える一人に秋田県大館市のハサミ鍛冶、佐々木刃物店があります。
 今年は想う事もあり年内に剪定を始めようと思います。
 今日は日中、大館へ。
 昨年、一昨年と自分の手に合わせハサミを製作してもらいました。
 青森りんごを支えてきた有名な鋏鍛冶屋は県内にもありますが、キュンといった納得のいく切れ味と使っているうちに手に疲れを覚えた事から、大館の佐々木刃物店のハサミを使ってみたらキュンといった感じに切れ、また手にも易しく早速気に入り特注。
 一丁一丁手打ちなのでハサミの握りの大きさや刃の角度など、すべて自分好みに加工してくれます。

 青森県に明治時代にりんごの樹が植樹されてから130年余りの歴史があります。
 当初は江戸時代に武士だった方々がりんごの樹を植えたとされております。
 サムライが腰から刀を下ろし、刀の変わりにハサミとノコギリを腰に下げたとされております。
 サムライの武士道からいっても切れないハサミやノコギリ。失礼にあたりますね。
 無論、りんごの樹に一番失礼なことは言うまでもありません。鋏屋

冬将軍到来

 降れば「ドカ雪」、夏はゲリラ豪雨。
 もうすでに黄色信号が出されているんです。
 温暖化のせいなのか、各々個々ができることを真剣に取り組まないと取り返しのつかない事態になりそうな気がします。
 環太平洋どうたらこうたら(TPP)の問題が真剣に議論されてるようですが環境保全、温暖化予防に農家がもたらす役割も非常に大きいよううまでもな気がします。
 日本の農業の高齢化も農業センサスをみれば一目瞭然。
 専業農家より兼業農家が多いのも事実。
 間違いなく兼業農家の方々の農家離れは加速します。
 今まで皆で守ってきた水路や畦など荒れ果てていくのでしょうね。
 今36才。この先、何年守っていけるのだろうか?
 いつまでも永遠に、金で食料を調達できる今の仕組みだけは絶対に壊さないで欲しいものです。
 沈むなよ!日本丸。ドカ雪
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