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そろそろ…

今日は収穫したりんごを納める箱をりんご園に運搬し、倉庫を片付け収穫準備ができた感じがします。空は雨が降ったり止んだりだったので一部園地では反射資材を取り入れられなかった場所もあります。
先ほど時間があったので、弘前市内にある弘前中央青果へりんごをのぞきに行ってきました。
今の時期は毎日数万箱のりんごが競りにかけられ仲買業者によって買われていきます。仲買業者の方々によって、りんご箱から規格に基づきダンボール箱に詰め替えられ中央市場に出荷され競りにかけられ、その後デパートやスーパーに並べられます。
来春から来夏にかけて販売される有袋ふじや王林が今CA貯蔵用に高値で買い落とされているそうです。
私の周囲の園地でも王林の収穫が先日から行われています。りんご樹のカルシウム不足によりビターピットの障害が発生し、落果しています。落果を防ぐ意味でも落果する前に収穫してしまえば良いのだろうが私見としては障害果を早期に収穫し流通させる生産者にも問題があるような気がします。
十分に味がのった王林、有袋ふじ、サンふじの収穫を明日から始めようと思います。
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 昨年から我が家のりんごが「自然派バイキングわらべ」でデザートとして提供されています。
 今年は「りんごフェアー」という企画で行われています。
 一流の料理人の手によって、デザートに調理されています。
 生食用のりんごだけがりんごと思っていた数年前。
 ある時はジュースに変わり、またあるときはシードルへ。そしてジャム。生クリームをからめてのデザート。
 生食用がりんごづくりの王道だと思っていた自分が恥ずかしくなること反面、また一歩進むことができた感じがします。
 今年は和歌山県の「産直市場よってって」でもりんごを販売しています。
 お近くの方は是非よってって~!!

ありがたやありがたや・・・。

 毎日毎日サンふじの収穫に追われています。
 出来秋に感謝し楽しみながら進めてましたが、そろそろ体が悲鳴をあげてきました。
 今日は急遽、弘前大学の学生が早朝よりお越しくださり感謝感謝です。
 しかも神の手を持つ学生達。
 りんごもぎの経験があり、若さにものを言わせ早いのなんのって・・・。
 りんごの選果が間に合いません。
 今年は全県的に収量の減収と言われてますが今のところは平年並みといったところでしょうか?
 もう一週間くらい毎日収穫作業が続きますが、今年の恵みに感謝しもう一踏ん張りします。
 よいしょっと・・・。収穫学生

 

昨日の出来事

 「すみません!りんご少し分けてもらえませんか?」
 我が家のりんご園は旧国道102号線沿いにあることから地の利をいかし観光客が帰りの土産にと、りんごを買い求める方が毎年おります。
 昨日は札幌の方でした。
 傷のついたりんごでも構わないので少し分けてください!との事。
 ありがたいですね。
 
 りんご園で写真を撮ったり、たわわに実ったりんごを観て感動した様子。
 少し食べてみてください!と私が手で半分に割り、さらに二等分。
 すご~い蜜ですね!なんて言われ少々鼻高々。
 そして口にしたら「わぁ美味しい」と。
 その次に「美味しいというのは食べた人だけが発することのできる言葉なんだよねぇ~」と奥様がポツリ。
 なるほど・・・。
 
 帰りには車に積みきれないほどのりんごを買っていただき、札幌来たら寄ってって!と名刺をいただき大それた方だと今頃気づきました。
 札幌を訪れる機会をつくり必ず伺います。
 写真は我が家の長女。
 無免許運転ですが腕はプロ並です。あかり 運搬

 

ごめん!もう少し待って!!

 今日は雨の中の収穫でした。
 午後からは雷に突風と悪天候でしたが残された道は前へ進むのみです。
 先日より「11月の始めに、りんごを注文したんですが、まだ届いていません。」という問い合わせが毎日数件あります。
 収穫始めのりんごより終盤のりんごの方が美味しいので終盤のりんごを送りたくて!というのも理由の一つですが正直、毎晩荷造りしてますが間に合っていません。ホント申し訳ございません。
 荷造りを終え毎日今頃の帰宅です。
 
 明日明後日と妹夫婦も手伝いに来てくれますし、従兄弟も一昨日から来てくれています。
 明後日で収穫を終えれそうですので月曜日から本格的に日中も荷造りしますので、もう2,3日時間をください。
 もし急ぎでしたら連絡ください。
 ホント申し訳ありません。

今年のりんご。

 りんごの収穫をほぼ終え、昨日から毎日荷造り作業です。
 一部少しだけ残ってますが試験的な試みのため、一応は平成22年産の収穫を終えたことになります。
 
 「今年のりんごはどうですか?」
 とお客様によく尋ねられます。
 「今年のりんごはいつもの年に比べ酸味が強い気がします。」
 「蜜は入ってますか?」
 「割ってみないとわかりませんが今年は蜜の入りが悪い気がします。」
 と決まって応えます。
 
 農家は「今年のりんごはどうですか?」と尋ねられれば「今年も美味しいですよ!」と決まって応えます。
 本当に?と聞きたくなりますが、どれもこれも自然が作ったものです。
 私にできることと言えば少しでも美味しくしようと大きく育てようと樹が健康でいられるようにと管理することだけなのです。
 
 また本日、兵庫県の西宮と芦屋に紙面をもってお邪魔したところたくさんの方々から反響を得ました。
 明日から早速荷造りし、お届けします。
 

訃報

 夕べ突然の訃報に驚いた。
 私が小さな時にお年玉をいっぱいくれたオジちゃんだ。
 親父や祖父に付いて歩きオジちゃんと会えば必ず決まってお金をくれた。
 手にしたこともないお札のお金だった。

 今朝、線香をあげに行ってきた。
 いつもと変わらないがオジちゃんは寝ていた。
 亡くなったんだなぁ~としみじみと感じた。
 
 今、りんご農家の仲間と一緒にりんごの酒造りをしているがオジちゃんの家は造り酒屋で以前、冬の農閑期に造り酒屋で三年ほど働いたことがあった。
 いっぱい叱られた。
 大きな声で何度も怒鳴られた。
 
 オジちゃんは黒石市の市長を三期にわたり務めた方だった。
 あまりの偉大さに心のツッカエ棒が何か外された感じがした。
 
 ・・・・・。
 合掌!!

ぼやき

 最近、毎日りんごの発送発送で忙しい日々を送っています。
 おかげさまで、待ってくれている消費者の方々には頭が下がる想いです。
 今日も早朝から荷造りをし、日中はオジちゃんの葬式へ。
 やっぱり心の支えを失った感じで心が病みます。

 心が病みます話はさておき、最近話題のTPP問題。
 輸出産業に携わる方々はもってこいの話だと思います。
 JAの親会社的存在の全農やら漁協の方々が頻繁にTPPは一次産業に壊滅的に被害を被ると言われてますが、私はこのように考えます。
 今、世界の国々で日本の農産物が一番安心安全という意味では抜きん出ています。
 関税撤廃により少しは安価で国外の消費者は日本の農産物を食すことができますよね。
 答えは、ここにあるような気がします。
 しかし、一番考えなければならないことは今の日本の食料自給率は40%。
 万が一、世界に何かが起きたとき単純に日本国民の6割は餓死することになります。
 
 一次産業の割合が1.5%の為に云々と言う前原大臣の意見がありましたが私は一次産業に携わる人間ではありますが心情的には同感です。
 このままでは日本全部が沈むような気がします。
 昔からの仕組みのままだから農家の高齢化は進むばかり。
 もちろん一次産業への被害は甚大だろうが、だからといって旧弊にしがみつき進歩するわけもなく、それらの事を当たり前のように推し進める国会議員の名前は刻まなければならない感じがします。

 国会議員の方々にはTPPと並行し食料自給率をあげる方法を考えてほしい。
 
 

頑張るぞ

 りんごの収穫を終え日々発送作業に追われています。
 注文の入った分を伝票処理をし朝から荷造り。
 荷造りを終えれば畑へ。
 冬越しの準備をしています。

 何だか実のない樹は寂しい感じがします。
 明日から冬将軍の訪れのようですが、まだもう少し冬越しの準備が残っています。
 もう一息。頑張るぞ!!

仕事の流儀から

テレビ番組と言えばスポーツ観戦やニュース番組。あんまりテレビは観ないんですが好きな番組の一つにNHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』があります。
今日はデザイナーの事をやってました。
世の中の商品一つ一つ、ほとんどがデザインされた箱や袋などに入っています。
この商品は何を伝えたいか?誰に買って欲しいか?どんな値段で設定されてるのか?様々、多種多様です。しかし、その裏側には必ずと言っていいほどの汗を流した人々がいます。
今日は米のパッケージのデザインのデザイナーさんでした。
米と言う字は八十八と書く。小学校の頃に先生に教えられた気がします。八十八の手間暇をかけるから米なんだよ!と。
もう一手間掛けるから八十九という字をパッケージのデザインにしたり、更にもう一手間で粋。
納得です。
米で思い出しましたが以前、赤峰勝人さんの本で『ニンジンから宇宙へ』という本を読む機会がありました。
この本は毎年りんごを購入してくれる方が読んで欲しい本があるからと送られてきた本です。
その中に玄米と白米の話が書かれてありました。一番印象に残った事です。
米は日本人の主食であり、昔は皆、玄米で食されていました。今は白米が主流です。しかし、白米というのは玄米を更に精米し糠を捨て残った粕が白米なんだと。
読んで字の如く、米編に白で『粕』。
米編に健康の康で『糠』。
精米する事により健康を捨て粕を食べてるのだと…。
目が点になりました。
我が家では玄米食を皆嫌います。
祖父母は歯が悪いから噛めないし子供達は匂いが嫌と言うし。
しかし昔の人はよく考えたものです。
やはり古い文化を大事にしつつ新しい事を取り入れていく大切さを改めて考えさせられました。
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