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循環型農業

 昨日、午後から黒石地区農業経営士、青年農業士会の総会に参加しました。
 新しく青年農業士に認定された方々と認定期間満了者を囲んでの祝賀会も行われました。
 総会と祝賀会の前に秋田県のポークランドグループの豊下代表の講演も聞くことができました。
 冬の農閑期や普段寝る前によく本を読みますが、本の魅力って「キラッと輝く1行」だと思うんですよ。
 講演を聞いても同じことです。
 昨日の講演にはキラッと輝く一言が何度もありました。
 「農業で幸せになろう」をキャッチコピーに養豚を中心とした循環型農業です。
 政府の方針で減反になった水田に豚が食べる飼料米を植え豚からでた排泄物を堆肥にし戻し循環させてます。
 よくスーパー等で売られている豚肉や牛肉に国産なんて表示ありますよね?
 育っていた場所が国内で家畜が食べている餌のほとんどが輸入。
 これも変な話です。
 稲作農家さんのほとんどは「米をつくること」が農家の誇りです。
 また田圃をつくることにより、自然の生態系を守ったり、温暖化を防いだり、水を浄化させたりしますよね?
 米で育った純国産の和豚を生産することにより、稲作農家さんも循環しています。
 
 戦後、米が重宝された時代から飽食の日本へ変わってきてますが人間がどこまで贅沢するのかを考えさせられたと共に、農業で幸せになろうの循環型農業。納得です。

 しかし、資料米で育ったここの豚。「桃豚」って言うんですが温かいうちは当然うまいんですが冷めてからも硬くならないし何より油がジューシーで美味です。スーパーでポークランドグループの「桃豚」見かけたら、こめ豚
迷わず「買!」です。

 
 
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ものの価格には意味がある!!

 「ものの価格には意味がある」
 当たり前の事のようですが、このような事を考えたことありますか?
 スーパーに行って、りんごの値段や魚の値段。すべてにおいて適正?な価格がついています。
 この価格が今問題なんです。
 先日スーパーで納豆を買う機会がありました。
 何種類もの納豆が並べられ、どのようにして選んだらいいのか迷いました。
 値段で安いものを選ぶのか?量で選ぶのか?はたまたデザインで選ぶのか?
 結局、地元業者がつくった納豆を買いました。
 値段的には高かったものですが、美味いんです。
 
 安ければ不味いとか悪いって話ではありません。
 買い物をするときは当然のことですが払う金額と得る商品を対比させ納得したうえで買い物をすると思います。
 この価格。されど価格です。
 もう一度、考え直す必要があるような気がします。

いただきます!!

 みなさん毎日食事の前に「いただきます!」って言ってますか?
 今日、畑でラジオ聞きながら仕事してたら「いただきます」の話がながれてました。
 人は皆、生きる為に必ず食べます。                                     そして、その食べ物には必ず命があります。(最近冷凍食品やインスタントの食品が多くなり、少し命とはかけ離れた食品もありますが・・・)
 「いただきます!」ってこれからご飯を戴きます程度にしか感じてなかったんですが実は「あなたの命戴きます!」の「いただきます!」だって知ってました?
 チョット目が点でした。
 魚や肉、野菜の命をいただくことによって生きているわけです。
 循環とか弱肉強食や様々なことが頭の中に浮かびますが、 
 今夜からあらためて                                                                                                 「いただきます!」に感謝します。

菜根譚

 今日の朝は格別に寒かった・・・。                                     年中だいたい朝起きる時間は決まっていて、今の時期は寒くて布団からでるのも憂鬱な気分です。         目が覚めストーブにスイッチを入れ布団に戻り本を読んだりしています。                                                                         菜根譚。たぶん、さいこんたんと読みます。
 「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」(堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる)という言葉に由来するそうです。かみしめて味わうべき人生訓の書です。
 プロ野球の野村監督が大好きで野村監督の愛読書ということで、この本を読んだら野村監督に少しでも近づけるんじゃないかと単純な気持ちで買いました。
 一時間読んでも2ページくらいしか進みません。
 あまりにも奥深くて。
「人のありかた」「生き方」「心の持ち方」「人とのかかわり方」「ものの見方」などなど・・・。
 私のベストセラーです。
 本屋で見かけたら覗いて見てください菜根譚

大雪。

 昨夜、弘前市内で会合があり参加しました。久しぶりに会うりんご生産者との会話に華が咲き、帰宅したのは午前様。                                                    今朝は右も左もさっぱり状態・・・。
 窓の外は大雪。世の中うまくできてるもんです(笑)。                            子供達を学校へ送り、その後は二度寝。
 九時過ぎに目が覚め野暮用をたしに出かけ、二年以上使った携帯電話も会話がブツブツ切れるようになったんで機種変更に行ってきたり。その後、畑の駐車場の除雪をしたり、自宅の庭の雪片付けをしたりで夕方になっちゃいました。
 これから今日は地元の温泉に行って早めに寝ようと思います。雪景色

異業種交流

 カメラ小僧になりきれていない自分が昨夜は黒石市商工会青年部の方々と交流する時間をもてました。
 カメラを忘れた為に写真はありません・・・。
 商工会の青年部の方々とは顔見知りではありましたが、こうして話をしたのは初めてでした。
 建設業を営む方や、介護施設を営む方、商店経営など職種も様々です。
 りんご農家をしていると他の業種の方と知り合える時間ってのは、まずありません。
 肥料屋や農薬屋、りんご移出商の方や農協の方とは連絡も密で情報もそれなりに入ってきます。
 生産技術という面での情報量や産地市場のりんごの相場なんかは毎日会う、りんご農家の間でも様々な話を聞くことができます。
 しかし、生産する側からの話ばかりじゃ一方通行になりかねません。
 消費する側の話が最もで・・・。
 りんご云々の話よりも日常的な話や冗談話一つとっても新鮮でいろんなヒントが得られます。
 建設業界の方々は仕事が無くて大変だ!なんて話をよく聞きますが公共工事におんぶに抱っこのしわ寄せが今現実になっているだけの話であって、転職を考えているそうです。
 それも「農業」に・・・。
 今、政府で建設業界の方々が農業分野に方向転換する際は助成金を出し応援する制度があると聞きます。
 政府で助成金を出し自給率を上げる案には大賛成です。
 しかし、農家に出していた補助金や現行の補助金を事業仕分けなんかで仕分けしましたんで打ち切りです。みたいな話には納得できません。
 群馬県のダムにしかり、政府と約束したのであって、自民党や民主党と約束したんじゃない!って当然な話な気がします。
 ことはともあれ異業種の方々との付き合いには、積極的に参加し、様々な情報交換につとめたいです。
 
 

命日。

 明日3月18日は親父の命日だ。正確には今夜日付が変わり明日の朝の1時半前だ。
 自分が中学二年の時で、妹が小5、弟は4才のときだった。深夜会合を終え帰宅しタクシーから降り道路を横断する時にひき逃げに逢ったのだ。
 幸いという表現が適すかどうかはわからないが犯人は捕まった。
 学生生活を終え就職活動するにあたっても就職先で迷った。
 結局りんごづくりをしている。
 今は88才になる祖父に84才の祖母、そして58才のおふくろ。                       今も、おふくろには頭があがらない。

 すべては自分の為に、りんご園を守ってきてくれた。
                                                      親父の世代は冬の農閑期は出稼ぎが普通だった。
 しかし、子供の為に出稼ぎには行かず、三日に一度でも帰ってくる長距離トラックの運転手が冬の仕事であった。
 金にならない、りんご農家だけは絶対に継ぐな!継がなくていい!が口癖であった。
                                              
 今、親父が生きていたら俺に何と言おう。
 金にならない「りんごづくり」を辞め、勤めに出ろ!と言おうか。
 「育つ喜び」「見る喜び」「食す喜び」「売る喜び」。
 今、すべてを目の当たりにし、妻や子にも恵まれ、一生を捧げても足りないくらいの職業とめぐり合えた。

 それが「りんごづくり」だ!!

 明日の朝、墓前に胸を張って報告に行こう!

物々交換

モズク
 メカブがダンボールに一つ送られてきました。
 ネギをはなし味噌汁にしても良し!
 ショウガを入れ酢の物にすれば、なお良し!
 
 物々交換で戴いた品物です。
 川村さん、ありがとう!!

 川村さんは漁師でわかめの養殖が主だそうです。
 三陸なので黒石から日帰りでは無理ですが一泊くらいで漁師の手伝いに行ってみたいです。
 
 いつも親しくしてもらってる隣近所に少しおすそ分けして皆でいただきます!!

米っ子倶楽部

米っ子倶楽部
 先日、商工会議所青年部の方と交流し、会議の結果が今日一枚のファックスとして送られてきました。
 「米っ子倶楽部」と銘うって、子供達が米作りの中でも一番体験しやすい田植えと稲刈りを中心に市内の子供達に参加を募り、農作業体験を始め、収穫した米を秋に地元で開催される「輝く黒石りんご市」というイベントの中で米の販売までを体験させるプロジェクトです。
 保護者付き添いを条件とし、定員20名の募集です。
 遊休農地を利用し、子供達には食育の一環となることが目的です。
 大都市圏で、このようなプロジェクトは人が集まりそうだけど、黒石市で人が集まるかは心配ですが企画した以上、皆で協力しやってみます。

 泥まみれになりながら裸足で子供達と田植えして~とか・・・。                        販売用の米の5キロ袋や10キロ袋も子供達にデザインさせて・・・とか・・・。
 いろんなアイデア考えますんで、皆さん興味があったら参加してみてください。

おめでとう!!!

博光結婚式
 「おめでとう」と簡単には一言で言い表せない結婚式に今日は参加させていただきました。
 友達に上下関係や一番二番と順位はつけたくありませんが、ホントにホントに身近な仲間の結婚式に参加させていただきました。
 幼少から本当に幼なじみで家も向かいで隣近所の付き合いもしています。
 彼曰く、私の足跡を追いかけてきたらしく、昨年度は「りんご立木品評会」なるもので初めて負けました。
 これは結実数や園地の充実度また管理作業を審査する品評会で今までは負けたことがありませんでした。
 29歳の彼。
 本当におめでたいことです。
 農家の嫁不足なんて、いろいろなことが世間ではとりだたされていますが、こんなのは関係ないような気がします。
 若くして彼も経営者です。
 自分の夢や目標に向かって、いつも歩んでいれば関係ないような気がします。
 この自立性が、人を引き付けるような気がします。
 先日「いのちの輝き感じるかい」という牛飼い親父のメッセージの本に、こんな事が書かれてありました。

 自分の生きがいを感じたり、夢を感じたりするような生き方をしてるとね、人から見てどう言われようと勝手なんです。
 そうかいそうかい、考えてみりゃそうも言えるよな、とトボケていればいいんですよ。人が自分のことをどう評価しようと勝手だよ、どうでも相手しだいだよ。そういう姿勢になりきってしまえば、おっかないことなんて何もないんですよ。そして、そういう姿勢でずっとやり続けていることがね、だんだん人を惹きつける魅力に変わっていくんです。

 このことだと改めて痛感しました。
 今後は互いに切磋琢磨し、人間的により一層成長できたらいいですね。
 今日はホントにおめでとう!!!
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