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ラジオは友達

 いつも畑ではラジオを聞いています。
 いざ剪定作業ともなればラジオは流れているものの耳に入らなくなる瞬間が多々あります。
 それだけ集中してるのですが・・・。

 さて昨日の友人の結婚式において司会進行係りをつとめてくださったお二人さんは実は地元FM局「FMじゃいごウェーブ」のパーソナリティーの「藤原あすか」さんと「いっくう」さん。
 数年前から聞いておりラジオ局にも遊びに行ったりして顔馴染み。
 頻繁にメールでりんご園からリクエストしたり、クイズの答えを送ったり、はたまたメッセージを送ったりと楽しんでます。
 「FMじゃいごウェーブ」をお聞きの方々にはラジオネーム「ナマケモノ」と言えばピンとくる方が多いかと思います。                                                    実は私です。
 今後ともよろしくお願いします。いっくう あすか

別れ・・・。

 新聞誌面では公務員の人事異動が書かれ、子供からは担任の先生が変わったよ~とか3月は別れの季節です。
 出逢いがあれば別れがあると言いますが、今日我が家にも別れがありました。
 かみさんが我が家に嫁いで来月で12年になります。
 かみさんが嫁ぐと共に買った車が前から調子が悪くついに新調。もちろん中古車ですが・・・。
 
 長女が生まれた時には、すでに乗ってたし、子供が小さい時にはこの車で遠出もしました。
 たくさんの思い出が詰まった車ですが一番の思い出は三女が生まれるときに、かみさんが車の中で「もうダメ!産まれる~」と叫びながら、二日酔いで早朝ブッ飛ばして病院に向かい、着いたときには分娩室に着く間もなく産まれたことが一番の想い出です。
 部品取り用として今後使われるみたいです。
 車を置いて帰る時に寂しい気持ちになりました。
 ホントお疲れ様でした。ありがとう!!!ムーヴ

おかげさまで

 夏がくると冬がいいという、冬になると夏がいいという。
 太ると痩せたいという、痩せると太りたいという。
 忙しいと閑になりたいという、閑になると忙しいほうがいいという。
 自分に都合のいい人は善い人だと誉め、自分に都合が悪くなると悪い人だと貶す。
 借りた傘も雨があがれば邪魔になる。
 金を持てば古びた女房が邪魔になる、世帯を持てば親さえも邪魔になる。
 衣食住は昔に比べりゃ天国だが、上を見て不平不満に明け暮れ、隣を見ては愚痴ばかり。
 どうして自分をみつめないか、静かに考えてみるがいい。
 いったい自分とは何なのか。
 親のおかげ、先生のおかげ、世間様のおかげの塊がじぶんではないのか。
 つまらぬ自我妄執を捨てて、得手勝手を慎んだら世の中はきっと明るくなるだろう。
 おれがおれがを捨てて、おかげさまでおかげさまでと暮らしたい。

 おかげさまでというタイトルをつけるにあたり大好きな野村監督が好きな言葉を思い出し長々と書かせていただきました。
 先日、「大きく育て!青春・農起業トップランナー育成事業」という青森県の事業を利用してホームページを立ち上げ、オリジナルのダンボールも作成し、また、ブルーベリーも導入し、その事業報告を兼ね発表会に参加しました。
 自分以外は選りすぐりの精鋭達が集まり、発表会後は懇親会へ。
 お金では得られない多くの仲間と出会え、様々なことを見聞き充実しすぎたトップランナー塾でした。
 この機会を与えてくれた三村知事を始め、県庁の大和山さん、普及所の本田さん、吉川さん、對馬さん、本当にお世話になりました。
 「おかげさまでおかげさまでと暮らしたい」です。トップランナー
授与式

負けない技術。

 私は相撲に限らずスポーツ観戦が大好きですが今日、大相撲で横綱白鵬が全勝優勝を決めました。
 そして優勝インタビューでこんな事を言ってました。
 「勝つ相撲をとらない事が勝ち続ける理由だ!」って。
 以前、似たような事をブログに書きました。
 「儲ける農業」の裏側には「潰れる農業」が待っているんだって。
 「勝つ相撲」の裏側に「負ける相撲」がきっとあるんですよ。
 横綱であっても?横綱だから?「負けない相撲」をとっているんですね。
 学生横綱はプロになっても「負けない相撲」をとっているから番付が上がらないなんて話は聞きますが「勝つ相撲」と「負けない相撲」とでは中身が全然違います。
 
 「儲け」・・・人に言う者、または信じる信じられる者と書きます。
 信用される人、信じられる人になりたいですね。 
 

長老の話

あおり21
 りんごの品種は数百種類あると言われています。
 今世界で一番生産されているりんごが「ふじ」です。
 完熟するほどに蜜が入り私も大好きです。
 栽培する側も「ふじ」は晩成種のりんごで一年の総決算といった感じのりんごです。
 袋をかけずに日光にさらされたりんごが「サンふじ」として、3月4月と長期に渡って販売されるのが袋をかけた有袋ふじです。
 今、青森県では様々な品種競争が行われています。
 夏りんごで有名な「つがる」が生産過剰な事が理由で価格が取れなくなってきました。
 生産者は当然ながら違う品種にと植え替えを考え始めるわけです。
 今、産地で話題になっているりんごは長野で育種された「シナノスイート」や「シナノゴールド」そして青森で育った「トキ」「星の金貨」「千雪」「あおり21」等々・・・。
 どの品種も一長一短があります。                                                                                           私のりんご園の前の農道を毎朝決まった時間に自転車で通る方がおられます。
 大正生まれで86歳の村の長老です。
 戦争に行った話や、バナナの輸入が始まりりんごが大暴落し山や川に捨てた山川市場の辛かった話。
 今、世界で一番の生産量になった「ふじ」の誕生の話など。
 勉強になるものばかりです。
 この「ふじ」誕生の話を少し紹介しましょう。
 
 長老の話によればスターキングという革命的なりんごの発展中期くらいに「ふじ」のりんごが生まれたそうです。
 「ふじ」と命名される前は東北7号というりんごだったそうです。
 当時は着色が悪く、すべて有袋栽培だったそうです。
 当時から味は抜群に良かったが生産者間でも袋をかける手間によるリスクと着色不良で10年も持たないで世から消えるりんごだと言われたこともあったそうです。
 それから10年経ち無袋栽培が始まったそうです。
 その無袋栽培のりんごを買い付けてくれる所が無く当時、岩木町の岩木農協にすべて搬入したそうです。
 それから10年、着色の優れる系統の「ふじ」があちこちで発見され今では有袋栽培が少なくなってきました。
 こうやって、今に「ふじ」というりんごが至るわけです。
 このふじに似た世襲に流されているのが「あおり21」だと長老は言ってました。
 生産者間で「良いりんごだ!!」と言われるりんごは、数年もすれば生産過剰気味になります。
 私の数倍も時代を見、またりんごを育て経験し、すべてにおいて長けた長老の話に耳を傾け「あおり21」の生産に踏み出そうと思います。
 
 
 
 
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