fc2ブログ

雪だるまと纏振り?

 雪だるまに纏振り。ん?って感じがします。                                 今日の黒石は久々の晴天。日中は温度も上がり絶好の剪定日和。
 が、しかし今日は津軽伝承工芸館で行われている「雪の降る里、雪フェスティバル」にお招きされ消防団員として「纏振り」を披露してきました。
 消防団に入団して15年。いろんな火災も見てきたし、山菜採りで遭難した方を探しに行ったり、土砂崩れの災害復旧など。毎月1回定期的に集まって消防自動車の点検をし、その後は酒を飲んでる集団ですが・・・。        田舎であればあるほど、消防団が地域に貢献する機会が増えるような感じがします。
 
 消防団の話はおいといて、雪で観光を目指す伝承工芸館の仕掛け方??・・・。なんて表現すればいいのか難しいですが感じたことを書きたいと思います。
 黒石市では以前、日本一の雪だるまを作りました。大きさでも日本一。個数でも日本一になったと記憶しております。夕べ、のぞいてきたら工芸館の前には無数の雪だるま。
 そして、雪だるまにロウソクを灯し幻像的で癒しを覚えました。
 観光資源に雪だるまは大賛成です。
 5、6年前でしょうか?ヨーロッパの文化を学ぶ機会がありました。その時にイタリアのある方が「体に良いからりんごを食べてるんじゃない。自分が観光業を営むにあたり、農家の方々に秋には、たわわに実ったりんごの景色を守ってもらうためにりんごを買って食べてるんだ!」と。
 何か、少しでも冬の観光に自分が協力できること、探してみたいです。雪だるま纏振り

バレンタイン翌日。

 今日は昨夜降った雪で午後からの剪定作業です。
 実は昨日バレンタインだったと今さっき知りました。
 結婚して十数年・・・。
 こうなっていくんですねぇ~。
 今思えば夕べは子供達チョコレート食ってたもんなぁ~。

 話は変わりますが、バレンタインの前の日の2月13日。
 この日は私の師の一人でもある方の命日です。
 先輩って言うより親父って感じの方でした。同じ町内の方なんですが・・・。

 私は中学二年の時に父親を亡くし母親に育てられました。
 高校卒業し大学へ進み就農した当初から先輩は非常に身近な方でした。
 農業のイロハも知らない自分に摘果から薬剤散布の農薬の選択の仕方、剪定と事細かに指導された方でした。
 りんご農家としての作業手順よりも人間的に学んだことが多かったような樹がします。                                 突然、脳内出血に倒れ亡くなりましたが今も心の中には先輩が鮮明に残っています。
 温泉が大好きだった先輩!お酒も大好きな先輩!冗談もうまく話が面白かった。でも一番好きだったのは賑やかな雰囲気の酒の席だったな・・・。
 
 夢だったことが現実として、今ようやく実行できそうになってきた。
 先輩!力を貸してくれ!
 

農業後継者不足

 今日の黒石は曇り時々雪でしたが朝からりんご園で剪定してました。
 剪定してるとラジオは全くといっていいほど耳に入りません。それだけ集中してるのだろうけど・・・。
 お昼少し前に「農業の後継者不足」のことがラジオからながれてました。
 後継者不足や遊休農地なんて言葉は聞きなれているせいか危機感すら感じなくなりました。
 戦後100万人いたとされる農業従事者が今は25万人だそうです。
 
 私見ですが私が考えるには一番の原因が生活が安定しない。という事だと思います。
 言葉の表現が正しいかわかりませんが、世界のトヨタでさえも生産したものの販売員セールスがいます。
 農家はセールスがゼロに等しく本来セールスしなきゃならない農協は役員だらけの殿様商売で未だかつて市場相手に販売を行っています。
 その結果、市場の相場に身を委ね、今年は競合する果物が多かった為にりんごの価格が安かった。の一言で解決されてきました。
 また農家個々の自助努力が足りなかったことも後継者不足の一因です。
 いずれにしても、自分の子供に農家を継いでもらえるような高度な生産技術の習得と多様化した現代社会に受け入れてもらえる販売戦略をいち早く考えなければ後継者不足は解決されないような気がします。
 
 「販売なくして事業なし!」

自給自足

 先日、通年いちごを栽培している方と一献交わすことができました。
 佐藤君!りんごづくりは楽しいか?と聞かれ、りんごをつくる目的がしっかりと定まったので楽しいです。と答えました。
 先輩!逆にいちごはどうですか?と尋ねたところ、私はいちごと心中するつもりなんで、いちごが可愛くて可愛くてと。冬の雪が多い津軽地域でハウス栽培で冬の農業を実践している方からこんな話も聞きました。
 水と油の話なんですが、以前まで水と油は絶対に混じんないと思ってました。この先輩はハウスの中の温度をある程度一定に保つために、廃油と水を混ぜながら燃やし、熱だけをハウスの中に送って冬の農業を成功させたそうです。
 その話を聞いてから少しばかりのハウスが欲しくなりました。
 通年、野菜を生産し自給自足。
 コスト的に見合うかどうかはわかりませんが面白いですよね?

 「農は国の基なり」
 
 

シードルへの道

勉強会
 昨日今日明日と三日間北海道ワインの本部長が黒石を訪れてくれて私たちに酒づくりの本格的な指導と勉強会です。
 りんご経営に夢をふくらませ、新たなりんごの消費への道とりんご加工品開発に夢追う仲間が数名結集し始めました。なにぶん、りんごづくりはプロの集団ですが酒造りは素人です。
 莫大な投資をし、酒造りに勝負を挑みます。本当ならば今月から酒の仕込みに入れる予定だったのですが、酒造りの製造免許がおりなくて・・・。
 数年前まで冬の農閑期に地元の造り酒屋で杜氏の見習いとして仕事をしたことがありました。
 おいしい酒ができる為の温度管理や技術はひと通り見てはきましたが、いざ全責任を自分が背負うとなれば・・・。
 
 まずは、美味しいと言われるような酒造り目指します。
 本当は酒造りへの想いなんかも書きたいんですが笑われちゃいそうなんで、少し前へ歩き出したら書き記そうと思います。
 昨日、今日明日と三日間勉強会の為に、友達の祖母が亡くなり葬儀の為の手伝いしてやれなくて友達には大変恐縮です。明日通夜で明後日葬式なんですが、参列させていただきます。
 亡くなったお婆ちゃん安らかにお眠りください。

ぼやき・・・。

 先ほど、パソコンにスイッチを入れネットにつないだら首相、「引退後農業やる」とヤフーのトップページにありました。何の作物つくるんだろ?・・・。
 金のなる木かなぁ~。
 テレビでは最近オリンピックの報道に押され政治と金問題が落ち着いてきた感じがします。
 いくら潔白を主張しても国民のほとんどの方は、判定はクロと感じていると思います。

 さて本題。友達の祖母の葬儀を終え今日からまた剪定を剪定
開始しました。
 四日ほど剪定を休んだせいか、眼が樹から離れ、なかなか残す枝と落とす枝が見えてきません。
 しかし二時間ほどすれば、いつものペース。
 以前までは樹形にとらわれ剪定してましたが今では一枚でも多くの葉っぱをつけれるようにと考え剪定してます。
 「いかにして切らないか」を考えてます。
 
 お昼近くになり気持ちも切れ梯子の上に腰掛け休憩し、「自分が好きなりんごづくりで飯食えるんだから幸せだなぁ~」なんて考えながら午前の部を終え帰路につきました。
 

毎日剪定

 今日の黒石は異常に暑かったです。2月の最高気温が観測史上最高だったそうです。これも温暖化のせいなのか・・・。
 もちろん日中はりんご園で剪定です。そろそろ日焼けによって顔も日本人離れしてきました。
 メガネのフレーム跡もくっきり残ってます。
 来月、りんごづくり仲間の結婚式も控え日焼け止めクリームでも塗って畑にいかなきゃならないのですが塗る気になれなくて・・・。
 そんなこんなで2月も残すところあと三日。
 明日も頑張ります。枝

りんごニュース~田舎に泊まろうまで

りんごニュース
 今日は昨日とうってかわり快晴に近い感じです。
 もちろん剪定作業に追われてます。

 さて、りんご農家の間では「りんごニュース」たる新聞が2週間に1度きます。
 この新聞は「財団法人青森県りんご協会」が発行している新聞で、りんごをめぐる世界情勢から新品種、新らしい農薬の紹介、コラム、新聞発行時期のりんごの相場や、技術のこと、毎月2回きますが楽しみのひとつです。
 
 話は変わりますが青森県の津軽地方では今日土曜日の正午から青森テレビに「田舎に泊まろう」というテレビ番組が放映されます。毎週土曜日の楽しみの一つなんですが、グリーンツーリズムをし農家民泊を受けいれているせいか非常に参考になります。
 いつかきっと私の家にも来て欲しいです。
 
 
カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク