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いぼりりんご

十五夜
 今日は十五夜です。
 我が家では私が物心ついた頃から十五夜にはお月様に供え物やお神酒をあげ、ろうそくに火をつけお月様に手を合わせています。
 毎年行っていると、やらないと何か不安・・・。
 太陽と月とか、陰と陽とかって言われますが、りんごの樹にも陰と陽みたいな関係が存在します。
 りんごの花を咲かせ実をつける枝を結果枝と言いますが結果枝にも必ず日光に枝先を向け力強く伸びる結果枝の隣には必ずと言っていいほど見た目は衰弱したように見えるが実は円熟した枝があるんですよ。
 この枝こそが、充実した花芽をつけ力強い花を咲かせコク深い味で「いぼり」のあるりんごを生産する枝なんですよねぇ~。
 「いぼりりんご」とは外見ゴツゴツしているが、味や着色すべてにおいて究極の良品果実です。
 私は陰と陽と表現していますが一見、陽の後ろに隠れながら少しずつ成長し間違いなく良品生産してくれる陰が僕は大好きです。
 まさに縁の下の力持ちなのです。
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台湾・陽明中学校父母交流会

台湾お茶
 私は、最初グリーンツーリズムには反対でしたが、旦那の強情張り(津軽弁でわがまま)に負けやらざるおえなくなりましたが、今では人と人とのつながりと学生との交流に楽しさをみつけ楽しみながらやってます。
 家事が若干大変ですが、これからはダッチオーブンなんかも取り入れながら楽しみたいと思います。 今日の夜は台湾から陽明中のPTAの方々が視察かねがね黒石市を訪れてくれました。
 私たちとの交流会でしたが、スライドによる私たちの活動の紹介と、会員さんが作ってくれた林檎のお菓子と林檎のお酒を振舞われ、台湾の方からはお茶をいただきました。すごく香りも良く紅茶のような・・・。
台湾の人たちはとても明るく陽気な人達ばかりで、言葉は通じなかったけど身振り、手振りで楽しい時間を過ごしました。
今月末に神奈川県から高校生が農家民泊にやってきますが、台風18号が心配です。
 りんごは春から旦那と子供たちと一生懸命育ててきました。
 自分の子供と一緒です。
 天気予報では明後日くるみたいですが、一つでも多く残ってほしいです。
 頑張れ!、落ちるな!!「りんご」
                                                     妻 記す台湾との交流会

物々交換

柿
 今日、奈良県の柿農家の梨子本さんから柿が送られてきました。
 以前、物々交換の約束をし早速送られてきました。
 ダンボールに2段入ってきましたが上の段は今が食べごろの柿。
 下の段は上の段を食べ終わった頃に食べごろになるようにと気を使っていただきありがとうございます。                                                           早速食べましたが本当に美味い。
 産地直送でいただけるなんて本当に幸いです()。                              台風18号の最中に収穫などで本当に忙しかったと思いますが、同じ果樹農家としてダンボールのデザインや梱包の仕方など見習わなければならない事も数多くありました。
 これからは情報交換を互いに密にし、今後の日本農業の果樹という狭き門の扉をこじ開けたいと思います。
 
 明日の朝、朝取りしたりんごを午前中のうちに梨子本さんへ発送します。
 本当に美味いョ!この柿は。
 柿に対する固定観念みたいのが崩れ去りました。
 柿のご用命は奈良県五條市のSUNファームの若旦那、梨子本さんへ問い合わせください。

 梨子本さん!感謝!!!

ふぅ~

りんご樹
 昨日は一日台風の事で頭がいっぱいでした。
 写真は朝のりんご園です。
 皆様の温かい励ましのおかげで台風は無事過ぎ去りました。
 りんご農家の皆さんは台風が一番嫌いです。
 手塩にかけたりんご達が落果すれば売り物にならないのです。
 ましてや、収穫まで1ヶ月近くあった「ふじ」なんかはジュースに搾ることすらできません。
 
 台風の対策としては、りんごが落果することは仕方ないにしても次年度また再生産するためにも枝が風で折れたり樹が倒れたりすることだけは極力防がなければなりません。だから枝に支柱を入れたりロープで折れないように枝を吊ったりします。
 僕の場合は冬に剪定するときにも台風対策はしています。
 天に向かって力強く伸びた枝には良品果が実りますが台風や低気圧の強風では一番最初に落果します。
 以前、りんごづくりの師から「台風が来たから家にいるようではダメだ!一番最初に強風で落果する枝は、どんな枝なのかを観ることも観察だ!」と言われ台風の中、りんご園で観察していたこともありました。
 だから自分の場合は周りのりんご農家よりも下垂した枝を多用し低樹高での栽培を心がけています。
 天に向かって力強く伸びた枝は下垂した枝に日陰を作るため極力利用しません。
 また力強く伸びた枝はりんごの味をつくる葉っぱの枚数もすくないのです。
 下垂した結果枝は葉っぱの枚数が多く味の濃い「コク」のあるりんごを実らせます。
 「ぶらさがりりんご」がまさに味の濃厚な究極のりんごだと考えます。

対面販売その1

 先日に依頼のあった、むつ市のマエダ百貨店に農産物の対面販売に朝から行って来ました。
 私は、りんごを持っていきましたが他の生産者の方々は梨やトマトにほうれん草や切り花もありました。
 私の家からむつ市までは車で約3時間。
 まだ暗い朝五時前に妻と出発し九時開店に準備を進め夕方五時までの対面販売でした。
 売れる売れる。
 40箱近く持って行ったんですが完売しました。
 それ以上に勉強にもなりました。
 やっぱり、じっくり地に足を付け美味しい物をつくることが一番大切な事だと改めて感じました。
 しかし、疲れた~。
 帰りは渋滞にもあい4時間の長旅・・・。
 今日は寝ます・・・。おやすみなさい!対面販売

対面販売その2

かおり梨  昨日はむつ市へ朝から対面販売に行ってきました。

 以前にも対面販売は何度も経験があり非常に楽しみでした。

 りんごに限らず農家の方々は高品質の美味しい農産物を生産する為に日々努力しています。 

 しかし、農協(JA)や市場に出荷すれば「りんご美味しかったよ!」という言葉を聞くことはありません。

 有機肥料を使い美味しい農産物を生産しても私の住む黒石市の場合、JAでは黒石りんごとして流通します。

 産地市場にりんごを持っていった場合は商社の方々が買い青森りんごとして流通します。

 どんなに美味しいりんごを生産しても値段に跳ね返らないのが現状です。

 なんか悲しいですよね?

 最近、産直施設やスーパーでは生産者の顔の見えるような販売方法が見受けられるようになりましたよね?

 また産直施設の場合は流通途中の中間マージンが省かれ、新鮮な農産物を安く買えるようになっています。

 インターネット社会の中で、このブログは消費者の方々へ美味しいりんごができるまでの過程など生産現場からの情報発信と生産者の事情を知ってほしくて始めました。

 これからは、りんご生産が疎かにならない範囲内で今まで以上に対面販売へは積極的に参加して行きます。

 自分のりんごはもとより、青森りんご!、もっと大きく!国産農産物の消費拡大の為にも・・・。

 写真は一緒に農産物販売をした南部町の梨農家の沼畑ファームの若社長から「かおり梨」という品種の梨をいただきました。2キロ近くあるそうです。

 帰ってから家族みんなで食べましたが美味い!!!

 和梨特有のシャリシャリ感と名前の通り芳香がしました。

 ナイフを入れたときももちろん汁ダクでした。

 沼畑ファームの若社長ありがとう!本当に美味しかったよ!

誕生日おめでとう!

 親バカ記事ですみません。
 我が家では今日娘の誕生日でした。いつも恒例なんですが誕生日ケーキを食べました。
 一番下の娘の6才の誕生日です。                                       一番上の娘も10月生まれなので、いつも誕生日のケーキは一緒です。
 親孝行娘ですね?(笑)
 
 今日は祭日で学校や保育園が休みなので一日中りんご園で走り回り元気に遊んでました。
 いつまでも仲良くいてほしいです。誕生日

観光りんご園!?

 月曜日の祭日の日に北上市から団体様が御来園されました。
 前の日に岩木山に登山したらしく初雪が降っていたとか・・・。
 もうそんな時期なんですねぇ~
 
 今回は年配の方が多かったですが、脚立にあがって収穫に大張り切り。
 私も楽しませてもらいましたが皆さんが喜んで帰られたようなので大満足です。
 また機会あったら寄ってください。
 お待ちしてますよ~観光客と一緒に

紅葉は?

紅葉
 今日の朝、家から20分くらいのところに城ヶ倉大橋があります。
 昨日のラジオで「今が紅葉の身頃です!」なんて言ってたから観てきました。
 この忙しい時、なんて言われそうですが・・・。       
 正直まだ早いです。
 20日頃が最高の景観でしょうね。
 
 さて、大好きなプロ野球も今日からクライマックスシリーズ。
 基本的にはファイターズが一番好きなんですが、今回だけは野村監督に是非勝ってもらいたいですねぇ~
 実は大の野村ファンだったりして・・・。
 野村監督の書いた本は、ほとんど読破しています。
 野村監督の言葉に「若いとき流さなかった汗は、年老いて涙に変わる」
 自分も後悔しないように生きたいですね。
 後悔しないように午後からも全開でりんご園行って来ます。

野村の極意

 ほんの少し真面目な話です。
 りんごづくりを生業とする以上、りんご農家は栽培技術や新品種の話等りんごの話題に耐えません。
 一昨年あたりから、すごく気になってたことがあるんですよ。
 15年りんごづくりをしてきましたが、栽培技術や新品種、また農薬の話や肥料の話など生産者組織の中ではいろんな話をしてきました。
 りんごづくりである以上、りんご栽培はプロのつもりです。
 しかし、生産の裏には消費があります。
 消費者に限らず、りんご関係者以外って言えば何か変ですが、外側からりんごを見てる人?(うまく表現できません)りんごに全く関係ない人?(ん~表現が難しい・・・)たちから見たりんごを勉強する必要があるなぁ~って思ってたんですよ。
 夕べも黒石りんご祭りの執行部として会議に参加しましたが、その後の懇親会では他の職種の人との会話に花が咲き午前様。
 でも販売のヒントであったり、行政の話であったり、また他の職種からみたりんごの話であったりとか本当に勉強になります。
 
 今日は二日酔いのなかラジオを聴きながら仕事してました。
 午後からは楽天VSソフトバンクのクライマックスシリーズの試合中継を聞きながら仕事してましたが野村監督の挨拶に感動しました。シリーズが始まる前の選手とのミーティングで監督は解雇されるのが悔しくて悔しくて泣いたそうです。
 楽天には優勝してほしいですね。
 「野球には弱者でも勝者になる方法がある」
 この言葉信じます!野村の極意

 
 
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