いぼりりんご

今日は十五夜です。
我が家では私が物心ついた頃から十五夜にはお月様に供え物やお神酒をあげ、ろうそくに火をつけお月様に手を合わせています。
毎年行っていると、やらないと何か不安・・・。
太陽と月とか、陰と陽とかって言われますが、りんごの樹にも陰と陽みたいな関係が存在します。
りんごの花を咲かせ実をつける枝を結果枝と言いますが結果枝にも必ず日光に枝先を向け力強く伸びる結果枝の隣には必ずと言っていいほど見た目は衰弱したように見えるが実は円熟した枝があるんですよ。
この枝こそが、充実した花芽をつけ力強い花を咲かせコク深い味で「いぼり」のあるりんごを生産する枝なんですよねぇ~。
「いぼりりんご」とは外見ゴツゴツしているが、味や着色すべてにおいて究極の良品果実です。
私は陰と陽と表現していますが一見、陽の後ろに隠れながら少しずつ成長し間違いなく良品生産してくれる陰が僕は大好きです。
まさに縁の下の力持ちなのです。